「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」ラノベ1巻の内容ネタバレです。

「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」は春日みかげ先生によるラノベ作品で、2018年秋にアニメ化されています。

フランスとイングランドの戦いで有名な百年戦争を題材にした作品で、ジャンヌ・ダルクが好きな人は馴染み深い作品になるかもしれません。

今回はその「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」ラノベ1巻のネタバレ内容を紹介したいと思います!

※この記事には「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」ラノベ1巻のネタバレ内容が記載されています。ネタバレNGな方は閲覧にご注意ください。

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「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」の試し読みは?

「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」はライトノベルが6巻、更にコミカライズもされておりマンガも連載中の人気作品です。

アニメでは原作の内容を元に描かれてはいますが、もっと続きを知りたい方や詳しい内容を知りたい方は原作を読んでみると良いですね。

この記事は以下ネタバレを含むので、原作で内容を知りたい方は無料の試し読みもオススメです。

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「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」ラノベ1巻の内容ネタバレ!

「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」は神々の話し→百年戦争の話し→神々の話し・・・というように交互に描かれていきます。

今回は分かりやすいように、神々の話をひとまとめに、本編の話をひとまとめにしネタバレとして紹介します。

神々の話の後に本編を読むと、賢者の石やエリクシルの秘密が分かり、どんな代物なのか理解しやすいかもしれません。

アヌンナ達「大いなる神々の種族」と世界崩壊の話。

大いなる神「アヌンナキ」。

 

大いなる神々の種族「アヌンナキ」は今や数が少なく、彼らが住む地上の楽園として「キエンギ」に破局が訪れようとしていた。

世界に「重力」が現れた結果、生物たちは生き残る為に体を縮ませつつあり、神々の肉体にも変化が起こり始めていた。

数万年で重力は恐るべき勢いで増幅し、神であるアヌンナも体長が小さくなり、寿命も二、三万年縮んでいる。

アヌンナは生き残る為に子孫を増やす機能を失い、現存するアヌンナの中でも若い男神だった「エンリル」と「エンキ」も機能を失ってしまった。

そしてアヌンナ最終世代である女神「イナンナ」に至っては生まれつき、子孫を残す機能がなかった。

 

アヌンナから派生した「イギギ」。

 

単一の種族だったアヌンナは、重力の影響で3種類の種族に枝分かれしている。まず本来のアヌンナはもう約百柱ほどしかいない。

彼らはキエンギの各都市を統べているが大分減ってしまった。彼らは次の世代を産むことができないので、そのうち絶滅してしまう。

大幅に小型化して高重力の大地に適応したのが「イギギ」という種族で、知能も他の生物よりはるかに高く、言語能力も自我も持っているがアヌンナには劣る。

寿命も約千年程。イギギも急激な速度で体を縮めているが、個体数は多く繁殖力もある。イギギはメスだけで繁殖するが、次世代を作ることができる。

イギギは自己複製する生物で、アヌンナに従属しながらその集団性、多産性を生かしてそれぞれのコロニーを形成している。

イギギは和を重んじる種族ではあるが、労働意欲に欠ける個体が多く、闘争心や上昇志向に乏しかった。

 

第3の種族人間と女神「イナンナ」。

 

イギギよりもさらに体を小型化させることで生き残った第3の種族が労働階級に属する「人間」だった。

人間はアヌンナに匹敵する知性の持ち主で、好戦的かつ冒険を好んだ。ただし人間はあまりにも体が小さく脆弱で、寿命も約100年と極端に短い。

他の多くの生物と同様、有性生殖活動にほとんどの生命力を使ってしまう。

そのように世界は進んでいる中、女神「イナンナ」は天船(あまふね)に乗って神々の会議へと向かっていた。

イナンナは人間族の少年でとびきり有能な「ドゥムジ」を従えており、たとえ自分が反逆者になったとしても、ある計画をこれから実行しようとしている。

 

神々の世界はある「石」によって維持されていた。

 

男神エンリルが支配するエ・クル神殿で神々の会議は始まった。エンリルの弟・エンキやイナンナも着席している。

イナンナは世界に7つある石(メ)の管理者で、管理権をエンキから譲渡されていた。キエンギの都市世界は石(メ)が秘めた力によって運営されている。

そして石(メ)から力を引き出す技術が錬金術だった。エンキはその錬金術を2万年以上も研究してきた神だった。

石(メ)の力を抽出するには地底深くから湧き出る「生命の水(メラム)」が必要で、今では人工的にメラムを作り出す技術も開発している。

 

神の住まい「エ・テメン」は限界を迎えていた。

 

重力は天に近づくほど干渉が弱まるので、住処をより高くしていくが、そろそろ冥界にまで辿り着こうとしていた。

アヌンナとて冥界に生身で放り出されれば長くは生きられない。神の住処「エ・テメン」は石(メ)によってバランスを保っている。

7つのうちの6つの石(メ)はイナンナの手によって、各エ・テメンの先端にそびえる空中神殿「エディン」に格納され天高くに浮かんでいた。

あとの一個の石(メ)はエンキが持っている。エ・テメンが重力に負けて折れれば石(メ)は地上に落下する。

石(メ)の力によって維持されているこの都市文明は、機能を喪失し世界は滅びる。そしてもうエ・テメンは空高く延長はできない。

 

エンキの考えた新たな生物を作り出し世界を任せる計画。

 

エンキは世界を破滅させない為に「ジウスドゥラ計画」の採用を提案してきた。これは石(メ)と生物を融合させて力を得る計画だ。

目の力を生物が取り込むと、強大かつ異常な能力が発現するという伝説があるが、同時に世界を破滅に導く禁断の技術とも言われている。

石(メ)を生物が直接取り込むと毒になるが、予めメラムを体内に満たして石(メ)を取り込めば毒性を中和できることをエンキは発見していた。

ただ、奇妙な特殊能力が同時に発現するという副作用は確かにあるが、重力を人為的に減衰させる方法はもう見つからない。

都市文明の破局は避けられないのならば、人為的に石(メ)の力を持った生物を作り出し、来たるべき破局を生き延びさせる。

大地に新たな生命をバラまき、新しい文明を復興させるしかない、エンキはそのような展望を持っていた。

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時間の進まない「余剰空間」。

 

エンキの兄エンリルはイギギと人間を忌み嫌っており、特に人間は駆除すべき害獣だと感じ何度も滅ぼそうとした。

だが繁殖力旺盛な人間は滅びず、逆に弟のエンキは子孫を増やせる人間に世界を託した方がいいと思っていた。

この世界には十一の空間が存在しており、いくつかの空間にはこの世界の存続自体には影響を与えない「余剰空間」というものがあった。

かつてこの余剰空間は地上に存在していたが、いつの間にか圧縮されて閉鎖していた。閉鎖された余剰空間の中では時間の流れが限りなく遅くなる。

事実上時間は進まないと言えるので、エンリルはアヌンナが余剰空間に移動すれば生きながら待避することが可能だと唱えた。

 

アヌンナの手で世界を創り直したいエンリル。

 

エンキは余剰空間の話を否定した。理屈上での話でしか無いし、そもそも余剰空間の開閉をどうやって実現するつもりなのかと。誰にも無理であると。

エンリルは石(メ)を取り込んだ生物の中には、発現した能力で余剰空間に干渉することができるようになる者がいることを知っていた。

それはエンキが進めていた計画で、エンリルはそれを盗み見していたのだ。

人間が一掃されて浄化された後、アヌンナが大地に再び戻り、新たな都市文明を再構築すればいいとエンリルは考えている。

だがエンキは、そもそも余剰空間は展開していてはならないから閉鎖されているのだと言い返した。エンキは余剰空間について深い知識があるらしい。

 

世界の崩壊が始まった。

 

エンリルはエンキのことを度を越した人間主義者だと決めつけたが、そもそもアヌンナは石(メ)を取り込んでも力が発現しない。

種として完成されているアヌンナに伸び代はないが、人間の中には異能力を覚醒できる資質のある者がおり、エンキはその人間を既に見つけているという。

しかしアヌンナという種族を滅ぼしたくないエンリルはその意見を認めず、次世代の種族に世界を任せたいエンキと対立してしまう。

そんな話の最中だが、とうとう重力に押しつぶされた大地の奥底が真っ二つに避け始めた。大地震、火山噴火が起こる。

エンリルは時間がないと焦り、エンキの持っている石(メ)を奪おうとするが、ここでイナンナは前から話し合っていたエンキとの約束を果たすことにした。

 

エンキは部下に剣で刺されてしまう。

 

もしエンリルが石(メ)を奪いに来たら、エンキの石(メ)はイナンナが受け取り、冥界の「エディン」に運ぶ約束をしていた。

つまりエンキは反乱者としてここで息絶えるということ。エンキはイナンナに渡すために石(メ)を投げた。イナンナがそれを受け取る。

だがそこにエンキが護身用に侍らせていたイギギ二体「ガラトゥッラ」と「クルガッラ」が現れ、エンキを剣で刺してしまった。

彼らはエンキに仕えるイギギだったが、自分の仲間にならないと一族を始末するとエンリルに脅され、しょうがなくエンキを刺してしまったのだ。

エンキの作り上げたアヌンナの肉体組織を分解する毒「エレシュキガル」が剣には塗ってあった。

 

適格者「ドゥムジ」。

 

これ以上重力が強まると、アヌンナの肥大した脳は損傷を受け知性が崩壊する。知性を失えば野獣のような生物と化す。

どっちみちアヌンナは滅びる運命なのだと延期は言う。エンキは重力が減衰するまでは冥界から降りるな、と石(メ)を渡したイナンナに告げた。

エンキはイナンナのことを優れた知性を持つ女神だと信じていたので、きっと自分の計画をうまく引き継いでくれると確信していた。

イナンナはドゥムジを連れて天船に乗り込み、冥界へと出発する。このドゥムジこそ万人に一人と言う奇跡的な資質を持つ人間の適格者だった。

ドゥムジの体は沢山のメラムを蓄積できる異常体質で、この後イナンナはメラムを生成できる聖なる空間、冥界にある神殿「エディン」へと向かった。

 

2018年秋アニメのネタバレ一覧はコチラから!

>>2018年秋アニメネタバレ

本編ネタバレ(後半)

騎士養成学校に通うモンモランシ。

 

十五世紀初頭、フランス王国の王都パリに「騎士養成学校」があり、少年モンモランシや少女リッシュモンが通っていた。

モンモランシは実家の書斎で見つけた古い宝物「石の卵」を持っている。クラスにはフランス王シャルル6世の娘シャルロットもいた。

フランスはイギリスと長いこと戦争状態にあり、モンモランシは偉大なるフランスの軍人「デュ・ゲクラン」の息子だった。

モンモランシは錬金術に興味を持っており、錬金術における究極の宝具(ホリック)を手に入れた者は不老不死になり、超人に進化できると言われている。

モンモランシはパリの錬金術師ニコラ・フラメルに弟子入りを要求してみたりもしたが、一方で胡散臭いとも思っていた。

 

イギリスVSフランス。百年戦争の時代。

 

ヨーロッパはかつてはローマ帝国というひとつの統一された超大国だったが、西暦1337年に百年戦争の火蓋が切って落とされた。

モンモランシ達はフランスの王権をイングランド・フランス両国の王家が激しく奪い合い、一世紀近く戦い続けている、そんな戦争の時代に生まれてきた。

養成学校には色々な立場の生徒が通っており、いずれ敵同士になる可能性もある。

だがモンモランシ、リッシュモン、シャルロット、バタール、フィリップ、アランソンは永遠の友情を誓い合っていた。

たとえ戦場で敵として相まみえても、政敵同士として宮廷で対立することになってもだ。

 

幼馴染の為に自分も戦争に参加することを決めたモンモランシ。

 

リッシュモンは幼馴染のモンモランシだけに、自分の抱えている極秘情報を明かした。

イングランド軍が疫病の影響で前進基地「カレー」へと撤退するが、フランス軍はアザンクールで待ち受けてイングランドと決戦するという。

だが戦術等に詳しいリッシュモンは、アザンクールの戦いでフランスは二度と立ち上がれないほどに大敗するだろう、と予想していた。

実はその戦いにリッシュモンも兵士として参加する予定だという。リッシュモンはいずれ元帥を目指している人間だ。

モンモランシは錬金術師を目指しているが、幼馴染を守りたいという想いから、モンモランシもその戦に参加することを決めた

 

賢者の石。

 

モンモランシはリッシュモンをどうしても守りたいと思い、ニコラ・フラメルに賢者の石の話を聞きに行った。

賢者の石を使えば肉体を強化できるが、その賢者の石は遥かなる古の時代に天から飛来したものなので、作れるものではないのだという。

賢者の石の原石は世界に7個ほどあり、石を使って術を行うには、複雑で長い工程が必要なのだとニコラは言う。

話はかつて地上を支配していた神々の話になった。モンモランシは強大な力を持つ神々を使役できればイングランドに勝てるのではないかと思った。

だが伝説の賢者ソロモン王のごとき智慧と才能がなければ、人外の連中を使役などできぬ、とニコラは言う。

錬金術を戦争に活用するのは無理だと思ったモンモランシは、自分が騎士として戦場でリッシュモンを守ってみせると思うのだった。

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リッシュモンはイングランド軍に連れ去られた。

 

結局アザンクールの戦いでフランスは敗れた。モンモランシの祖父「赤髭のジャン」は、リッシュモンがイングランド軍に連れ去られたと言っていた。

ジャンはこれから土地と富をかき集めるだけかき集め、モンモランシにそれら全部を受け継いでフランスの新たな王になれと言ってくる。

だがモンモランシは祖父であるジャンを軽蔑しているので断固従いたくなかった。

モンモランシがジャンの居城に帰ると、幼いジャンヌが息を引き取ったと従妹のカトリーヌが知らせてくる。

ジャンヌは実の妹ではなく、ジャンが誘拐同然の形で強引に城へと連れてきたのだが、目的はジャンヌが相続することになっていた資産だった。

 

石の卵から妖精の女王「アスタロト」が。

 

親戚のカトリーヌも莫大な資産引き継ぐ予定であり、やはりジャンはカトリーヌと結婚させモンモランシーに彼女の財産を引き継がせようとしていた。

モンモランシはジャンの野望の片棒を担がされるくらいなら錬金術師になると宣言し、大きな力が欲しくなった。

持っていた石の卵に向かって俺を導いてくれと言ってみた。すると石の卵が金属球に変化し、中から妖精の女王「アスタロト」が出現する。

目の前に現れた小さい妖精アスタロトは、会ってすぐ自分の下僕になれとモンモランシに言ってくる。そして自分を守れと。

妖精は教会にとっては異教の魔族。一緒にいたら立場が危うくなる存在だが、モンモランシはこの出会いを運命だと感じた。

 

賢者の石の力と世界最高の美女。

 

アスタロトは自分を呼び出してくれたお礼に、命を創造し操る力を与えてくれるという。実はアスタロトは賢者の石の守護者だった。

古代に天空から落ちてきた世界にたった7個しかない石。世界を統一するという使命を担う代わりに、石の所有者は自分自身の願いを叶えることができる。

不老不死に近い肉体を得られる上に、神にもひとしい固有能力を発言させるのだとか。伝説の英雄たちは皆賢者の石を手に入れて力を使っていたらしい。

石の卵をよく見ると透き通った殻の奥に凄く美しい少女の姿が見える。アスタロト曰く彼女は世界最高の美女だという。

賢者の石の力を極限まで引き出せばこの美少女を手に入れることが可能だが、未だかつて彼女を手に入れた者はいないのだという

 

エリクシルの錬成。

 

賢者の石を体内に取り込むには、まずエリクシルという液体を錬成して体に取り込み、耐性を作ってから体内に石を入れる必要があるという。

エリクシルの錬成は大変難しく、賢者の石を取り込んだ後もエリクシルを定期的に飲めば効果は数年から数十年続くらしい。

そうすれば永遠に近い時を生きられるが、賢者の石をそのまま取り込むと体内で毒となり命を落とすのだという。

エリクシルは男女一対で錬成しないとならず、時間と手間かかる上に原料が高額で希少だという。

しかしモンモランシは必ずエリクシルの錬成を成功させ、何年かかってもリッシュモンを助けに行くことを決めた。

 

あっという間に7年が経過。

 

モンモランシがアスタロトと出会って7年が経過。妖精と一緒にいるモンモランシは教会の異端審問軍団に追いかけられている。

リッシュモンはヘンリー五世が他界してからイングランドへの服従をやめブルターニュに復帰した。

その後シャルロットの元でフランス元帥の座に上り詰めたが、宮廷を牛耳っている宰相ラ・トレムイユの陰謀に陥り宮廷から追放された。

イングランドから自力で戻ってきたリッシュモンは、錬金術の研究をしていたモンモランシに呆れ果て、絶縁の手紙をよこしてきたのだ。

 

結婚から逃げてきたモンモランシ。

 

モンモランシは黒魔術師だと噂されるようになり、潔白を証明するためには身を固める必要があると言ってジャンはカトリーヌとの結婚を強行した。

追い詰められたモンモランシは新婚初夜に寝室で待っていたカトリーヌを置いて実家から逃亡した。

実はラ・トレムイユはモンモランシの従兄弟であり、とある事情で幼い頃からモンモランシを毛嫌いしている。

モンモランシが黒魔術師だと悪評を広めたのもラ・トレムイユであり、リッシュモンを追放したのも彼の仕業だった。

モンモランシはドンレミ村の外れにある妖精の泉まで逃げ、近くの巨石遺跡メンヒルを工房にしてエリクシル錬成の実験を続けることにした。

 

完成したエリクシルは爆発した。

 

メンヒルにはフェイ族の妖精たちがおり、そこには4歳で他界した妹ジャンヌとそっくりな羊飼いの女の子がいた。彼女の名前もジャンヌだという。

賢者の石を飲み込むと2つの力を併せ持ち、人間の限界を超えた「ユリス」と呼ばれる存在に進化できるという話をジャンヌにしてあげた。

実験を開始し遂にモンモランシはエリクシルの錬成に成功したが、蒸留器にヒビが入ってエリクシルは爆発してしまった。

エリクシルはモンモランシとジャンヌめがけて飛沫を飛ばしながら降り注いでくる。モンモランシは火傷からジャンヌをかばい背中で飛沫を受け止めた。

だがモンモランシは火傷していない。きっと完全なエリクシルになる前に爆発し、空気に触れたせいで蒸発したんだ、とアスタロトは言っている。

 

モンモランシの体からエリクシルが。

 

しかし驚くべきことにモンモランシの口元からエリクシルがこぼれている。なんとモンモランシ自身がエリクシルを錬成して供給する器になったらしい。

モンモランシは体内で無限にエリクシルを錬成し続ける体になってしまった。

この状態で賢者の石を取り込むと理性のない魔王になってしまうが、ただ普通の人間ならエリクシル中毒になって倒れているはずだとアスタロトは言う。

百万人に一人の異常体質なのかもしれないとアスタロトは言う。だがモンモランシの錬成しているエリクシルは酷く不安定な代物。

すぐに蒸発してしまうので、誰かにエリクシルを飲ませたい場合は口移しで飲ませないとならない、そうアスタロトは言う。

 

ラ・イルたち傭兵団の後にブルゴーニュ軍がやってくる。

 

そんな中、ドンレミ村にシャルロットから雇われているガスコーニュ傭兵団が来て、村にある全ての糧秣を差し出さないと焼き払うと言ってくる。

女兵隊長ラ・イル曰く、まもなくイングランドと同盟しているブルゴーニュ軍がドンレミ村を焼き尽くしにくるので、その前に渡せとのこと。

ラ・イルは乱暴だが悪い人間ではないので、駆けつけたモンモランシはブルゴーニュ傭兵を倒すために賢者の石を飲まないか?と尋ねてみる。

そんな話をしている最中に本当にブルゴーニュ軍が来た。既に妖精のフェイ族がジャンヌを守るためにブルゴーニュ兵の前で立ちふさがっている。。

ライルは弱い妖精を気づかい守りに行こうとするが、既にジャンヌは妖精を助けに向かってしまう。

 

割った賢者の石をジャンヌに与えることに。

 

フェイ族の妖精はブルゴーニュ兵に始末され屍の山となった。止めに入ったジャンヌもブルゴーニュ兵の剣で腹を刺された。

すぐにラ・イルが駆けつけてブルゴーニュ兵たちを蹴散らすが、モンモランシはジャンヌを助けるためには賢者の石を与えるしかないと思った。

まだジャンヌは幼いので賢者の石を丸々1個飲ませたら体がもたない。モンモランシは賢者の石を2つに割り、片方の石をジャンヌの傷口へ入れることに。

アスタロト曰く、石の力は半減しても、それぞれの石に異なる能力を発現させることが可能だという。

モンモランシはすぐにジャンヌに口移しでエリクシールを飲ませ、裂けているジャンヌの腹の中へ石を強引に押し込んだ。

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ジャンヌは超人的な力を持った「ユリス」になった。

 

ジャンヌは暫く苦しんだ後蘇生した。腹部の傷は既に回復しており、青いはずの瞳が金色の光を放っている。

ジャンヌは「加速」の力を手に入れ、口調も変わっていた。目にも留まらぬ素早い動きでブルゴーニュ軍の元へ向かった。

ジャンヌは鎧の上から殴っただけで兵士のあばらを砕き、賢者の石によって「傲慢」の感情を増幅させる。

突如超人的な力を手に入れたジャンヌだが人間が「ユリス」となっていられる時間は短い。3分程度で元の小娘に戻るだろうとアスタロトは言う。

ユリスから人間に戻った後は、半日は休息しないと元の状態にまで回復できないのだという。

 

ジャンヌをフランス王家の騎士にする作戦。

 

ジャンヌはブルゴーニュ兵の後にラ・イルにまで攻撃を仕掛けるが、すんでのところでジャンヌの理性は戻った。

ブルゴーニュ兵を追い返したものの、これでジャンヌも魔女の類になってしまった。二人とも教会に追われる立場だ。

村人たちも村で二人を匿い続けるのは無理だという判断をし、ジャンヌも戦争を終わらせるためにこの力を使いたいと言っている。

そう言われたモンモランシはこれからはジャンヌの兄を名乗ることにし、ジャンヌをフランス王家を守護する姫騎士にする計画を立てた。

フランス王家を救いイングランド軍をフランスの家から撤退させ戦争を終結させる、これもジャンヌの夢だった。

 

本編ネタバレ(後半)

救世主を名乗って動き出すジャンヌ。

 

フランスに勝利をもたらし戦争を終結させる救世主としての力を大天使ミシェルから授かった少女ジャンヌ、という設定でモンモランシは行くことにした。

ラ・イルは報酬を渡せば傭兵になってくれるというので、モンモランシはラ・イルも一緒に連れて行くことにした。

旅の夜。鳥に似た妖精のフォレ族がテントに集まり大合唱を始めた。するとブルゴーニュ公国の騎馬兵団がモンモランシたちに奇襲をかけてきた。

彼らはドンレミ村を攻めてきた兵士たちで、ジャンヌをシノンまでたどり着かせない気らしい。

モンモランシたちはすぐに逃げることにしたが、ここでジャンヌはユリスとなって敵を倒すことにした。

 

妖精の女王の出現でフォレ族はひれ伏す。

 

ジャンヌは超スピードでブルゴーニュ兵に向かっていったが、どうやら敵はジャンヌの動きを読んでいるらしい。

敵の中には熊の面を被った細身の男騎士ジラールがおり、彼はジャンヌの頭部に短剣を刺してきた。

優れた空間認識能力を持つフォレ族が、鳴き声でジャンヌの位置をブルゴーニュ兵たちに知らせていたのだ。

フォレ族は数千ほどいるので、アスタロトが妖精の女王としての威厳を見せつける。フォレ族は妖精の女王が現れたので大地にひれ伏した。

アスタロトはブルゴーニュ兵を二度と追撃できないように谷底へと誘導しろ、とフォレ族に命令しモンモランシたちは逃げきることができた。

 

今のシャルロットの立場。

 

シャルロットのいる南フランス、シノン。オルレアンが陥落すればイングランド軍はシノンへとなだれ込んでくる。

そうなればシャルロットはイングランド軍に降伏するかスコットランドへ亡命するしかない。

今シノンの会議室にはシャルロット、フィリップ、ラ・トレムイユの三人がいた。

ラ・トレムイユはイングランド、ブルゴーニュ公国と和平を結ぶべきだと考えている。

敗北を望んでいるわけではなく、最終的には強敵イングランドに勝利するという大目的を抱いていた。

 

シャルロットが選ばないとならない3つの道。

 

今シャルロットが選べる道は3つ。

1つ目はリッシュモンの追放処分を解いて軍を再編してイングランドと戦う道。

2つ目はラ・トレムイユの戦略に従い、ブルゴーニュ公国を継いだフィリップの友情にすがってイングランドと和平を結ぶ。

そしてフランス王位継承権を放棄し、イングランドに忠誠を誓って南フランスの小公国の主として生き延び王位復帰の機会を待つ道。

3つ目はフランスから逃げ出し反イングランドの立場を貫く同盟国スコットランドへ亡命する道。

どの道を選択をするにしても、シャルロットはフランス王国九百年の歴史を背負っていた。

 

シャルロットは影武者を用意する。

 

そんな中ジャンヌがシノンに到着したので、シャルロットは噂のジャンヌに会ってみたいと興味を持った。

ジャンヌは城に到着し大広間に入っていくが、モンモランシは直前で衛兵たちに取り押さえられて地下牢へと連行されてしまう。

ジャンヌはモンモランシが途中でいなくなったことに気づかないで、シャルロットのいる大広間へ。

だが目の前にいるシャルロットは影武者だった。それを見抜けないのなら聖女ではない、とすでに回りを取り囲む観衆の貴族たちに試されているのだ。

 

本物のシャルロットを簡単に見つけてしまうジャンヌ。

 

地下牢に運ばれたモンモランシは、フェイ属の妖精たちが大量に詰め込まれていた小部屋を見つけてしまう。

ラ・トレムイユはフェイ族を使って拷問の実験を繰り返しているのだ。地下牢にはリッシュモンも捕らえられていた。

モンモランシはリッシュモンと会ってなかった七年間の苦労話を聞き慰めた。一方のモンモランシもジャンヌをシノンに連れてきた理由を説明した。

その頃ジャンヌはあっさりと目の前のシャルロットは偽物だと見破っていた。

貴族たちの中で質素な身なりで紛れ、気づかれぬように隠れていたシャルロットの元へジャンヌは駆け寄り挨拶をした。

 

邪魔者を消そうとするラ・トレムイユ。

 

シャルロットは自分をあっさりと見つけたジャンヌに興味を持ち、二人きりでじっくりと話すことにした。

しかしラ・トレムイユがイングランドが放った刺客だったらなんとします?と心配してくる。だがシャルロットはお構いなしにジャンヌを寝室に連れていく。

このままではシャルロットはジャンヌの言葉に影響されてイングランドとの抗戦を唱え始めるだろう。

ならば荒っぽいやり口にはなるが、ジャンヌもモンモランシもリッシュモンも陰で始末するしかないとラ・トレムイユは思った

 

不安になっているシャルロットを勇気づけるジャンヌ。

 

ジャンヌはシャルロットに自分が賢者の石を取り込んだ話と、3分間だけユリスの力を使えることを話した。

一方のシャルロットは自分は父親の本当の子ではないことを酷く悩んでいる。

しかしジャンヌは、フランスの人々を救うのはシャルロットにしかできないことだと言って勇気づけてあげた。

ジャンヌは自分が賢者の石の力でシャルロットを守ると宣言し、絶対に裏切らないと言ってあげた。

一方のラ・トレムイユは、モンモランシをシャルロットに刺客をよこしてきた罪人に仕立て始末しようとしている。

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ラ・トレムイユと妖精の出会い。

 

ラ・トレムイユは子供の頃から学者肌で物静かな少年だったが、体も弱くて寝込みがちだったため友人を作れなかった。

勝手に庭園から寝室に入り込んでくるフェイ族の妖精たちだけが彼の知人だったが、ラ・トレムイユはいつか騎士になってみたいという夢を持っていた。

だが体が弱いという理由で父は騎士養成学校には通わせてくれず、モンモランシが学友を得るとラ・トレムイユは敗北感に打ちひしがれたのだ。

そんなラ・トレムイユにフェイ族の妖精は「人間の友達がいないんだね」と軽口をたたき、ラ・トレムイユも腹立ちまぎれに頭を軽く叩いた。

するとそのフェイ族は一言悲鳴を上げて潰れていた。その後も妖精の命を奪い続け、ラ・トレムイユは剥製を作るようになった。

物言わぬ剥製のフェイ族たちは彼の元を離れることも裏切ることもなかった。こうしてラ・トレムイユは妖精学者を目指すようになった。

 

残酷な性格を形成していくラ・トレムイユ。

 

妖精は小悪魔とみなされているので、ラ・トレムイユは日常から妖精を駆除していくようになった。

妖精たちをあの手この手で駆逐していると、奇妙な慰めの快感を得られた。知能の高い彼は、妖精に苦痛を与え拷問器具なども開発するようになった。

自分を鬼畜だと認めたくないので、妖精を人と神の中間の存在と決め、何かを解き明かす者としてあくまで自分のことを妖精学者だと思うことにした。

ある日ラ・トレムイユは森で珍しい希少種「羽フェイ」を見つけた。ラ・トレムイユは剥製にしたい衝動に駆られ追いかけ回した。

羽フェイは庭園に隠れて身を隠したが、そこはモンモランシの庭園だった。モンモランシはなぜか生きている妖精に好かれる。

それもラ・トレムイユは気にくわなかった。

 

モンモランシとアスタロトに恨みを抱くラ・トレムイユ。

 

羽フェイはもうモンモランシに懐いており、ラ・トレムイユはますますモンモランシが許せなかった。

モンモランシはラ・トレムイユに銀色の金属球を投げ、ラ・トレムイユの奥歯が何本か抜けた。

ラ・トレムイユはモンモランシに恐怖したが、なんにせよ羽フェイを手に入れることができなかったので、モンモランシに恨みを抱いて出て行った。

ラ・トレムイユはモンモランシへの恨みとアスタロトへの執着をこの日から1日たりとも忘れたことはない。

男性不信なシャルロットに認められて近くにいるのも、人間の女性ではなく妖精にしか興味がないからだった。

 

もう一人の刺客ジラール。

 

ラ・トレムイユはモンモランシとリッシュモンが用意したという設定で、シャルロットの部屋に刺客を放った。

シャルロットの寝室には刺客のモージが現れ、ジャンヌはユリスの力を使ってモージを倒し、シャルロットはますますジャンヌを信じることにした。

だが刺客はまだ潜んでいた。シャルロットの部屋にいたぬいぐるみの中にジラールがいたのだ。

ジラールはシャルロットの首に短剣を突きつけるが、もうジャンヌは3分が過ぎユリスに変身できない。

ジラールはヨーロッパのどこかにある賢者の石とエリクシルを探しているのだという。正式な雇い主は他界しており、今の雇い主は名ばかりの主だという。

しかし義理があって仕事を続けているのだという。

 

フィリップの父の遺志を継いで動いているジラール。

 

絶体絶命だと思ったが、そこにラ・イル達が助けに来てくれた。

モンモランシはシャルロットの部屋からジャンヌが出てくるまでラ・イルに傭兵を依頼していたのだ。

モンモランシ、リッシュモン、フィリップも駆けつけ、ジラールの雇い主であるフィリップもジラールの勝手な行動を見て驚いてしまう。

追い詰められたジラールだがシャルロットを人質にとっており、フィリップはここで自分がジラールの今の雇い主だと皆に明かした。

ジラールは契約の面ではフィリップが雇い主だが、フィリップの父親ジャンの遺志を受け継いで勝手に動いているらしい。

 

賢者の石を取り込み爆発するジラール。

 

ジラールは賢者の石をよこして自分を外に逃がせと取引してくる。

シャルロットを人質に取られているので、モンモランシは唾液をつけてジラールに賢者の石を渡した。だがモンモランシのエリクシルはすぐ蒸発する。

ジラールはモンモランシの唾液がエリクシルであることを知っていたので、これで自分もユリスの力を使えると期待して賢者の石を飲み込んだ。

するとジラールはぬいぐるみの中で爆発してしまった。賢者の石を飲んだ人間はじわじわと毒が回って息絶えるはず。

どうして爆発などしたのだろうか?アスタロトは妙だと感じた。

 

三国の不戦同盟は不成立へ。

 

モージはラ・トレムイユの悪事が明るみになるのを恐れ自決した。これでラ・トレムイユの罪を暴く証拠も消えてしまった。

ちょうどシャルロット、リッシュモン、フィリップが集まったのでモンモランシはここで自分の考えを伝えてみた。

ブルターニュ公国とブルゴーニュ公国とフランス王国の三国が、不戦同盟を結んで歩調を合わせれば仏英戦争は終わるのではないか?と。

シャルロットはフランスの女王として、宝具の聖剣ジャワユーズを手にしていつか「ユリス」になると決心している。

フィリップも公国を継いだ以上父の遺志をつがなければならない、と考えているので三国同盟は夢と消えた。

 

父の遺志を継がないとならないフィリップ。

 

モンモランシは馬車に乗ったフィリップを見送りに行った。ジラールは自分に何かを伝えるためにわざと賢者の石を飲んだのでは?とフィリップは思っていた。

あるいは自ら使命に準ずることで、ずっと泣いてばかりだった私に父上の遺志を継承してくれと訴えようとしたのでは?そうフィリップは思った。

それが私が背負った逃れられない運命だとジラールは伝えようとしてきたのではないかと。

そこまで話した後、フィリップは目に涙を浮かべながらモンモランシーに口づけをしてきた。

なぜ唐突にフィリップがこんなことをしてきたのか。その時のモンモランシーには頭が真っ白になってしまい分からなかった。

 

乙女義勇軍の結成とジャンヌを守ると誓った「ジル・ド・レ」。

 

シャルロットはこれからイングランドと戦ってオルレアンを解放することを宣言。戦争を終わらせフランスの民を救ってみせると言い切った。

ラ・イルが外で焚き付けた結果、ジャンヌのような幼い子供がイングランドと戦うなら自分たちも戦うと言って沢山の町人や村人が沢山現れた。

ジャンヌは甲冑を着て白馬にまたがる。モンモランシはそんなジャンヌを見て、過酷な運命に巻き込んでしまったなと思った。

モンモランシは兄として絶対に自分がジャンヌを守ると決意した。しかしアスタロトはジャンヌは妹ではいられなくなる日が来ると予想していた。

こうしてジャンヌを中心とした乙女義勇軍が結成された。モンモランシの本名は「ジル・ド・モンモランシ=ラヴァル」。

略して「ジル・ド・レ」と呼ばれることになる。というわけで「ユリシーズ1巻ネタバレ!賢者の石の秘密やユリスとアスタロトの正体」でした。

 

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