「ソード・オラトリア(ダンまち外伝)」のラノベ3巻ネタバレです。
2巻ではアイズのことを「アリア」と呼ぶ謎の赤毛の女が出現し、剣姫であるアイズと互角以上の戦いをして去っていきました。
その後女の素性も分からないままで、アイズはモヤモヤとした気分が晴れない状態でいる様子。
この巻ではどれくらいストーリーに進展があるのか。アニメの予習も兼ねて、早速ソード・オラトリア3巻の内容ネタバレを紹介します!
※この記事には「ソード・オラトリア」ラノベ3巻のネタバレ内容がガッツリ記載されています。マンガやアニメを見るよ!という方は閲覧にご注意ください。
[ad#co-1]
目次
「ソード・オラトリア」の試し読みは?
「ソード・オラトリア(ダンまち外伝)」は8巻まで続いている人気ラノベ作品です。
コミカライズもされていて、絵があったほうが方が好き!という方は漫画も出版されています。
アニメでは描ききれなかった部分を知りたい方は、結構違いがあると思いますので原作を読んでみると良いですね。
以下ネタバレを含むので、原作で内容を知りたい方は無料の試し読みもオススメです。
「ソードオラトリア」で検索
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ソード・オラトリア3巻の内容ネタバレ!(前半)
プロローグ 凶兆
近頃ダンジョン24階層でモンスターが大量発生している。下級の冒険者たちは24階層をギルドにどうにかしてくれと頼んでいる状況。
ウラノスの腹心であるフェルズがそういった報告書を盗み読み、24階層の今の状況を知り、早く手を打つべきだと決断した。
モンスターの大量発生、これはアイズによって階層主(ウダイオス)が撃破された二日後のことだった。
一章 黒衣からの招待状
ウダイオスを撃破したアイズは、レベル5から6へと昇格していた。しかしダンジョン内でベルに再度逃げられたショックは消えていない。
ロキはフィンたちを集め、近頃多発している食人花を始めとした騒動について話し合いを始めた。
具体的な手がかりはまだ見つけられていないが、何かを隠しているとしても、ギルドは今のところシロではないかとロキは判断している。
そして先日ダンジョンで遭遇したアイズを「アリア」と呼んだ、調教師の女の素性も狙いもまだ分かっていなかった。
ショックを受けていたアイズは単独でダンジョンに潜り、フィンとティアナ、ティオネは再度地下水路で食人花の調査を行うことにした。
アイズはギルドでベルがダンジョンに潜っていることを職員から聞かされる。一方フェルズもアイズを見かけて隠れてついてきている。
アイズがひたすら潜っていくとベルは10階層でオークと戦闘中だった。アイズですら半年かけて10階層に辿りついたのに、ベルの成長は早すぎる。
苦戦している様子だったのでアイズは手助けをしてあげたが、ベルは急いでいる様子でお礼だけ言って去っていった。
ベルは助けてくれたのがアイズだと気づいていない。ベルが落としたプロテクタを拾ったすぐ後、アイズの前にフェルズが現れる。
フェルズは自分を怪しいものではないとした上で、アイズに24階層のモンスターの大量発生の調査、または鎮圧をクエストとして依頼してきた。
調教師の女や、宝玉の話と関係がありそうだったのでアイズは依頼を引受け、まず協力者がいるという18階層のリヴィラの街へ向かうことになった。
二章 Let’s party?
エルフのフィルヴィスは主神ディオニュソスに、ギルドが24階のモンスター大量発生の情報を公にしていないことを報告した。
ディオニュソスは、かつて自分のファミリア数人が葬られたのはギルドの仕業だと思っているので、今でも何かとギルドを疑っている。
ディオニュソスはロキの元を訪れ、24階層の件について相談し始めるが、そのタイミングで突如一羽のフクロウが手紙を落としていった。
それはアイズ直筆の手紙で、今まさに24階層へ向かっているという内容だった。フェルズがロキの元へ届けてくれたのだ。
ディオニュソスが今ちょうど24階層について話に来た嫌なタイミングで、アイズが単身で24階層に向かっていることを知ってしまったロキ。
レフィーヤとベートをアイズの元へ向かわせようとするが、24階層は危険な香りがするから二人ではマズイだろうとディオニュソスは思った。
そこでロキの信用を得るために、ディオニュソスは自分のファミリアであるフィルヴィスを同行させることにした。
リヴィラの街にアイズは到着し、店の中にはルルネがいた。フェルズの言っていた協力者とはルルネのことだった。
それだけではなく、周囲にいた客の全員が実はヘルメスファミリアで協力者だった。中には稀代の魔道具作製者であるアスフィという人物もいた。
ヘルメスファミリアは実力がバレると中立という立場にいられないため、団員たちのレベルを偽っている派閥だった。
戦力が明るみになればギルドに納める税金も多くなるので、それを隠している事情があったのだ。
しかしその弱みにつけこんでフェルズはルルネを脅し、今回も24階層の調査を依頼してきたのだ。ヘルメスファミリアにとってルルネは厄介者。
依頼内容は24階層の食料庫の調査。戦力は総勢15名。アイズは彼らと共に24階層の調査を開始することになった。
ある広い大空洞に「レヴィス」と呼ばれている調教師の女や、白骨の鎧兜を装着している男がいた。
24階層のモンスター大量発生の件について、レヴィスたちがどうやら関わっている様子。
一部地上でレヴィスたちの動きを察知しているものがいる、レヴィスの隣にいる男はそう危惧していた。
しかしそれならば「潰すだけだ」とレヴィスは言い放った。
[ad#co-2]
三章 美貌の少女
ベートとレフィーヤ、フィルヴィスの三人はダンジョンに侵入。ベートとフィルヴィスは仲が悪いため、レフィーヤは気まずい。
三人はリヴィラの街へ辿りつき、アイズが団体行動をとっていたという情報を耳にする。その後ボールスの元へ行き、更なる追加情報を得ようとする。
ここでボールスは、フィルヴィスを見て「バンシー」という名前を口にする。冒険者たちはフィルヴィスをそう名付けているという。
なぜならフィルヴィスとパーティーを組んだ者は、今まで全員を命を落としているらしく、冒険者たちの間では評判が悪い。
六年前に起きた「27階層の悪夢」についてボールスは語り始める。闇派閥の連中が、有力派閥のパーティーを27階層で始末したという事件だ。
闇派閥は27階層のあるエリアに冒険者を集め、大量のモンスターをおびき寄せ、自分たちも巻き添えとなって修羅場を作りだした。
その中で数少ない生き残りがフィルヴィスで、その後フィルヴィスが関わったパーティーは遅かれ早かれ命を落としてしまうのだとボールスは言った。
一部始終話を聞いたベートとレフィーヤだが、ベートはその後もフィルヴィスに対する態度は変えずに罵った。
自分がいると命を失ってしまうかもしれないし、汚れている身なので、パーティーを解散するなら今の内だぞとフィルヴィスは自虐的に言ってくる。
それでもレフィーヤはこれからフィルヴィスの良いところを見つけていくと宣言し、フィルヴィスの心を温めた。
悪態をついているベートも、なんだかんだフィルヴィスと一緒に行動することに。そして3人はリヴィラの街を後にする。
一方ヘルメスファミリアと共に行動していたアイズは、ヘルメスファミリア団員たちの強さに驚いていた。
皆レベルを偽っているだけあって隠し持った実力は高く、あのルルネですらなかなかの動きを見せている。
ギルドで公表されているヘルメスファミリアのダンジョン到達階層は19階層だったが、本当は深層である37階層まで到達しているらしい。
団長のアスフィはレベル4もある実力者で、それだけでなく他にも何か隠しているのがアイズには分かった。
アイズはレベル6になってから更に実力は増し、一人で大量のモンスターを討伐していく。
アイズの戦いを見ていたヘルメスファミリアの面々は、自分たちはパーティーにいらないのではないだろうか?と思ってしまう程の強さを目の当たりにした。
だがモンスターの大量発生の原因を調べる今回の依頼については、正直イヤな予感がするので一同身を引き締めている。
道中の壁に、深層に何度も踏み込んでいるアイズですら見たこともない謎の植物がいた。まるで肉壁のような。
地図を見ながら進んできたはずなのに、こんな障害物があることは想定外だった。24階層の巨大な通路を完全に塞いでしまっている。
他の通路も同じように肉壁によって塞がれており、食料庫に向かう道は全て閉ざされ全滅だった。
魔法で肉壁を焼いてみると口を開いたように穴が出来たので、アイズたちは皆そこを通過するが、通った後は肉壁は修復され元通りになった。
内部は全てが肉壁になっており、試しに壁を切ってみると奥に本来の壁がある。まるで肉壁のモンスターの体内にいるようだった。
謎の緑壁の空間。未知の探検にアイズも緊張を感じ始める。
天井から複数の食人花が落下してくる。アスフィの指揮のもと、団員たちは迎撃を開始し、アイズもモンスターたちに斬りかかっていく。
大空洞にいる男はレヴィスに侵入者が入ってきたことを伝えた。肉壁には食人花と戦闘している冒険者たちの姿が映し出されている。
興味のなさそうなレヴィスだったが、アイズが映った瞬間「アリアだ」と言って、横にいた男にアイズを周りの冒険者から引き離すように指示した。
レヴィスはそう言ってからその場へ向かい始めた。食人花とヘルメスファミリアの戦闘は一進一退。だがアスフィは強く、アイズはフィンの姿を重ね合わせた。
アスフィの冷静な分析力で、ヘルメスファミリアは何とかその場にいた食人花を一掃することに成功。
食人花の性質を知るアイズは、初見だったアスフィたちに詳しい情報を教えてあげた。確定ではないが共食いをする可能性がありそうだということも・・・。
共食いをするモンスターは珍しいが、仲間の魔石を食べることで大きくパワーアップする性質がモンスターにはある。
その味をおぼえ強くなっていく喜びを知ってしまったモンスターは、共食いを好む可能性もあるのだとアスフィはいう。
だが食人花同士で共食いをしないのが謎だった。それよりも食人花が現れたのならもしかしたらレヴィスが現れるかもしれないとアイズは予想する。
分かれ道。前方の二つの道だけでなく、背後からも食人花が現れる。左側の通路をアイズ一人が担当したが、突然天井から巨大な柱が落下してくる。
アイズは壁によってヘルメスファミリアと隔離されてしまう。すぐにこれが分断であると、その場にいた冒険者たちは気づいた。
分断されたアイズの元へレヴィスが歩いてくる。「ここで何をしているのか?」というアイズの質問もレヴィスは全く取り合わない。
「アリア」に会いたがっている奴がいるから来てもらう、と言ってアイズを連れていこうとするレヴィス。
アリアは自分の母親だとアイズは答えたが、そんなことはどちらでもいいとレヴィスは言って、アイズ目掛けて飛び込んでくる。
二人の激しい戦いが始まったが、レヴィスはアイズの実力が以前より上がっていることに気づく。レベル6になったアイズは格段に腕を上げている。
アイズのパワーアップを知り、面倒くさそうにして苛立ちを隠さないレヴィス。そして二人の剣が凄まじい勢いで交差した。