「血界戦線」コミックス9巻の内容ネタバレです。
今回はツェッドの抱えているちょっとした肩身の狭さや、任務ではバリバリの兵士であるK・Kののプライベートなどが描かれています。
めちゃくちゃ強くても、日常生活ではそんなにうまくいかないこともあるんだなぁ・・・と思ってしまうストーリーがメインです。
というわけで今回は「血界戦線」コミックス9巻の内容をネタバレとして紹介していきたいと思います!
※この記事には血界戦線コミックス9巻の内容ネタバレがガッツリ含まれています。アニメを観たいよ!という方は閲覧注意です!
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「血界戦線」コミックス9巻の内容ネタバレ!
鰓呼吸ブルース(前編)
半魚人のツェッドは生命を保つ為に普段は水中にいる必要があり、高額な維持費がかかる。
そしてツェッドに多額の支給がなされていることに納得がいかないザップだった。
その頃、サイボーグ軍事企業「ヴァルハラ・ダイナミクス」の社長を務め、ヘッドホンを装着している少女が、企業に忙しなく兵器を売りさばいていた。
ツェッドは自分に多額の維持費がかかっているのを知っているので、ライブラのメンバーに迷惑をかけないよう職を探し回る。
しかし半魚人ということもあり、どこもツェッドをすんなりと雇ってはくれない。落ち込んだツェッドはバーで泥酔し、よろけながら夜道を歩く。
そんなツェッドの横をクルマで通りがかった社長は、ツェッドの首にかかっているヘッドホンを見て驚愕する。
ツェッドのつけているヘッドホンはベインバイザーマークゼロという幻の超高級音響機器らしく、オーパーツ級のヘッドホンなのだという。
どうしてもそのヘッドホンが欲しいと思った社長は、最初は買い取ろうか考えてみる。
しかし、もし自分だったら金に変えられるはずのものではないと考えるだろう、それならば命を狙ってでもヘッドホンを奪えと部下に命令を下す。
部下の2人は社長の命令通り歩いているツェッドに攻撃を仕掛けるが、ツェッドは何とかその攻撃をガードした。
しかし力づくの攻撃の末吹っ飛ばされてしまい、元々酔っていたツェッドは完全にフラついてしまう。
結局ツェッドは首のヘッドホンを奪い取られてしまい、その場で倒れてしまった。
しばらくしてザップ、レオ、チェインが現れ、倒れているツェッドを発見する。ツェッド程の強者を手玉にとる相手、ザップは相当な手練れであると推測する。
だがツェッドが首につけていたのは実はボンベだったので、ザップ達はすぐに事務所にある水槽へ連れて帰りツェッドを放り込んだ。
スティーブン曰くツェッドのボンベは高額で、発注から納品まで一ヶ月程かかるという。
近いうちに新年会を予定していた幹事のレオは、ツェッドがこんな状況じゃ新年会が後味の悪いものになってしまうと考えた。
そして奪われたボンベを奪い返すようレオはライブラメンバーに要請を出したのだった。
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鰓呼吸ブルース(後編)
レオは神々の義眼を使い、ツェッドの『眼球』が見た最後の瞬間を映し取り、ヘッドホンを強奪した相手を特定することが出来た。
だが街でガベッジゴーレムが暴れているというニュースをテレビで知ったクラウス達は、まずはゴーレムの対処が優先だと言って任務に出かけてしまった。
しょうがないのでレオはチェインと一緒に犯人の捜索を開始し、神々の義眼でヴァルハラ・ダイナミクスにツェッドのボンベがあることを調べ上げた。
ここ数年サイボーグ部門で急成長している軍需企業のヴァルハラ・ダイナミクス。しかしなぜそのような企業が半魚人専用呼吸器を欲しがっているのか?
レオとチェインは不可解でならなかった。どうやって潜入すべきか躊躇している2人だが、そこにザップが現れ正面から強行突破する気だ。
弟弟子を傷付けられザップは相当怒っている様子だ。
乗り込もうとするザップに対し、ツェッドのボンベを盗んだ部下が襲いかかってくるが、ザップはその男を空高くぶっ飛ばした。
男は社長のいる会議部屋のガラスに激突し、社長もガラスに叩きつけられた部下を見て絶句する。
外でザップが敵を引きつけているうちにチェインは姿を消しビル内に潜入。社長の元まで行きボンベを回収する。
ボンベをヘッドホンだと勘違いしている社長は奪われまいと部下にチェインを攻撃させるが、チェインは不可視状態のまま社長の心臓を貫いた。
もし自分の命を奪えば社長の心臓の中で拳が実体化するから気をつけろ、と強気なチェインに対し降伏するしかない社長たち。
外の敵はザップが全て撃破。無事ボンベを回収し新年会も楽しく終わり、その後ツェッドは大道芸人という職を見つけ、かなりの金額を稼げるようになった。
BRATATAT MOM
緊急事態。目標の制圧に失敗した仲間が必死でK・Kのバックアップを求めていた。しかし当のK・Kは子供の授業参観日で学校に足を運んでいる。
K・Kは実は二児の母である。そして同時刻に作戦行動進行中でもあった。
今まで仕事で授業参観に参加出来て来なかったのでK・Kの子供からの信頼は薄く、今回はどうしても参加したかったらしい。
K・Kは任務と授業参観を同時にこなすためパトリックから遠隔操作式の狙撃銃を仕入れ、参観中に専用のメガネで銃を操り敵を見事に撃ち抜いていた。
更にはパソコンにコントローラーを繋ぎ、無人攻撃ヘリを使用して敵への奇襲をかけるなど、現場にいなくともK・Kは大活躍していた。
しばらくは子供の成長を目の当たりにして感動しながら任務を続けていたK・Kだった。
しかし現場に血界の眷属(ブラッドブリード)が現れ、K・Kのミサイルは片手で受け止められてしまった。
敵組織『白銀の旅団』は血界の眷属を用心棒として雇っており、流石に直接現場に駆けつけないと仲間が危ないと思ったK・K。
しかし、教室の廊下を走っている最中、ガラスに姿が写らない保護者の男性を見つけ、K・Kはその男が血界の眷属だと見抜いてしまう。
K・Kは男に詰め寄り一触即発な状況になるが、そこに男が育てているキャロラインという少女とK・Kの息子がやって来た。
お互い子供を育てる親として、その場は戦闘をせずに子供の手前ごまかすこととなる。
実はその血界の眷属が用心棒であり、自らの分身を現場に送り込んでいたらしく、K・Kの問い詰めで現場の分身は一瞬動きを止めてしまい敗れた。
その後身バレした血界の眷属は、またK・Kの息子に会いたかったら大きくなって自ら会いに行けばいいと娘に言い、転校させて去っていった。
といっても子供同士はフェイスブックで繋がっていたのだった・・・。
というわけでここまでが「血界戦線」コミックス9巻のネタバレでした。
※2017年秋アニメのネタバレはこちらから!
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