「血界戦線」コミックス6巻の内容ネタバレです。
血界戦線アニメ1期は、コミックス6巻前半部分までの内容が放送されています。ですので2期は6巻の後半から放送されるのではないかと予想しています。
基本的には一話完結の血界戦線ですが、新たな人脈が作られたりと流れはあるので、ストーリーものとしても楽しめる作品になっています。
というわけで今回は「血界戦線」コミックス6巻の内容をネタバレとして紹介していきたいと思います!
※この記事には血界戦線コミックス6巻の内容ネタバレがガッツリ含まれています。アニメを観たいよ!という方は閲覧注意です!
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「血界戦線」コミックス6巻の内容ネタバレ!
~ラン!ランチ!!ラン!!!~
レオは、ツェッド、ザップは昼食へ。ザップは半魚人である弟弟子ツェッドをあえて寿司屋へ連れていくなど嫌がらせをし、デリカシーも大人気もない。
だが「海の生物は同じく海にいる生物を食べて生きている」などとツェッドに反論され、ザップの精神的嫌がらせはことごとく失敗に終わる。
一方「千人同時に動く」と言うレギオカ千兄弟なるファミリーヤクザが、ヘルサレムズ・ロットで暴れまわっているという。
ダニエル・ロウ警部補からそんな情報を聞かされたクラウスとスティーブン。
「混乱に乗じて他の厄介者共も暴れだすぞ?」とダニエルにそそのかされたクラウスは、いいように乗せられてしまい、ダニエルたちの仕事を手伝うことに。
ザップはその間にもレオとツェッドをゲテモノ料理店へと連れていき、当然食べることができないレオを見て嘲笑っていた。ツェッドはある程度平気な様子。
しかし腹が減ってしまったザップは普通に昼食を食べようと意識を切り替え、いつもレオが通っているカフェ「ダイアンズダイナー」へと足を運んだ。
やっと落ち着いて昼食をとれる・・・そう思っていた三人だが、レギオカ千兄弟とクラウスが激しい戦闘の末店に突っ込み、店内はボロボロに。
結局レオ、ザップ、ツェッドは昼食にありつけることはなく、クラウスと共にレギオカ千兄弟と戦うハメになり、21時間後ようやく食事にありついた。
三人はその後寿司屋へ行き、やっと食べることができた食への感動を噛み締めるが、ツェッドは実は生魚が苦手でいなりや玉子ばかり食べていた・・・。
~人狼大作戦~
ゲーネン将軍の寝室へ潜入したチェイン含む人狼局の女性人狼たち。潜入成功したものの、5人で計94発撃ち込んで全弾外すという失態を犯す。
人狼局次長のデリミドは彼女たちを叱るが、局長は今後も自分たちは諜報に専念しようと言って彼女たちを責め立てはしなかった。
一仕事終えたチェインはスティーブンに休んでよいと言われ、自宅に帰るやいなや、任務の疲労のあまり倒れるようにベッドで眠りについた。
一方スティーブンの元に傷ついたクラウスが帰ってきて、10日前にヘルサレムズ・ロットを発ったある女の足取りを辿ってほしいと写真を見せてくる。
その頃ゲーネン将軍は、なぜ国内随一の警備を誇る我が自宅に人狼たちが入り込めたのか調べていた。
人狼たちは自分に関する姿・体重・体温・体臭、触感、果ては因果律まで、ありとあらゆるものの濃度を極限まで「薄める」ことが可能なのだ。
謂わば世界の書き換えを極小範囲で行う異常能力。だがそんな人狼にも弱点はあった。自己存在を薄める行為は個々人に才能的な差がある。
存在感を薄めるには多大な集中力を要するので、不可視から実像に戻してしまえば、人狼といえど只の人間と同じように仕留めることが可能である。
人狼局は国内にあるミサイル基地の一つが発射準備に入ったという情報をキャッチ。すぐに人狼たちは発射を食い止める為にミサイル基地へ向かった。
ずチェイン含む5人の女性人狼たちはレーザーをものともせず、上空から基地へと侵入していく。
その頃クラウスは人狼局に出向き、今追っているベルベット・WS・ラインカイマーという女性の写真を局長に見せに行った。
ベルベットはかつて人狼局にいた裏切り者で、今は整形をしながら逃げ延びているらしく、かつては「人狼吊し」を行っていたという。
局長曰く、以前人狼局と戦った際にベルベッドは傷を負い、人狼の能力を失ってしまったはずだという。
ただクラウスの持ってきたベルベットの写真は2週間前のものである。
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2週間前、ベルベットは「過敏王ゼオドラ」という13王の中でもひときわ扱いにくい男と、ある取引していたという情報が入っている。
結局チェインたち人狼は、ゼオドラと契約し人狼の存在を知覚する能力を得たベルベットに捕獲され、挙句心臓を掴まれてしまう。
だがチェインだけは逃れ、力を得たベルベットが知覚出来ない程ギリギリまで自己存在を薄め、最後に銃弾でベルベットを仕留めた。
しかしチェインは自分の存在を薄めすぎたため、加速度的に世界から自分の存在の痕跡がなくなろうとしていた。
人狼たちは薄めすぎて自分の存在が消えそうな時の為に、鍵として、自分が絶対に世界へ戻らなければならない理由を用意していた。
チェインの場合は、好意を寄せている男性・スティーブンに自分の散らかった部屋を見られる・・・というのが鍵になっていた。
人狼局長に符牒を渡されたスティーブンは、意味も分からないままチェインの自宅まで移動し「遊びに来ました」と言って扉を開けた。
するとそこには必死で部屋を掃除しているチェインがいた。惚れた男性に汚部屋を見られたくないという一心で世界に戻ってこれたチェイン。
結局部屋は見られたのでショックではあるが、極限まで自己存在を薄めた状態から抜け出し、チェインはまた世界へと戻ることが出来たのだった。
~The Outlaw of Green~
クラウスはある園芸サークルに通っており、そこには庭師のキリシマ・エイジと、キリシマにいつもくっついて歩いている両親を亡くした少女メイヴィがいた。
だがキリシマは九頭見会と敵対しているヤクザ「滑塵組(なめぢりぐみ)」の幹部。滑塵組と九頭見会の緊張はかつてないほど高まっていた。
かつてメイヴィとその両親が車に乗ろうとしたところ、植物の化物に変身していたキリシマが落下してきて、メイヴィの両親の命を奪ってしまった。
敵に追われていたキリシマはメイヴィだけは連れ帰ったものの、両親の命を奪ってしまったことに対し罪悪感を拭いきれないままメイヴィを養っていた。
組長に頼まれ化物に変身できる植物を育てていたのもキリシマだったが、ある日早朝にキリシマの元へクラウスが現れた。
クラウスは以前ネオ区役所通りのキャバレー襲撃事件で目撃された、緑の瞳のモンスターについて話を伺いに来たのだ。
キリシマの顔つきと周辺の空気が変わる。続けてクラウスはメイヴィのことも尋ね始めた。
今キリシマの周りは抗争で緊張が高まっているので、自分に何か力になれることはないか、とクラウスは「友人」として訪ねてきたのだ。
キリシマは気まずそうな顔を浮かべた後、悪いと思いながらも植物を使ってクラウスを眠らせてしまった。
キリシマの育てている植物を使えば、滑塵組の構成員は植物の化物に変身して15分間だけ無敵状態になれる。
キリシマはこれから九頭見会と派手な抗争になるので、メイヴィを部下に任せ、部下を引き連れて九頭見会へカチコミに向かってしまった。
キリシマからメイヴィのことを任され、キリシマの園芸場所に避難しに来た部下だが、当然そこには倒れたままのクラウスもいる。
だが次にサイボーグ化した九頭見会の幹部も現れ、キリシマの部下は命を奪われ、メイヴィもボコボコにされて顔面が腫れ上がってしまう。
更にメイヴィの園芸セットが踏み潰されたところでクラウスの怒りは頂点に達する。植物で意識朦朧としていたはずなのにクラウスは立ち上がった。
怒り狂ったクラウスは目の前にいる九頭見会の幹部を一瞬にして消し去り、次に事務所に単身で殴り込み結局九頭見会を壊滅させてしまった。
自分たちが攻めるつもりだった九頭見会の事務所を壊滅し、更にメイヴィまで守ってくれたクラウスに感謝するキリシマ。
キリシマはメイヴィを抱きしめながら、自分の力の無さとクラウスへの感謝で気持ちを抑えきれなくなり、大粒の涙を流した。
というわけでここまでが血界戦線コミックス6巻の内容ネタバレでした。
※2017年秋アニメのネタバレはこちらから!
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