「血界戦線」コミックス10巻の内容ネタバレです。
この巻では今までの中でレオにとって最大のピンチが訪れます。もはや助からないレベルまで追い込まれ、レオの心情は絶望といった感じです。
ライブラのメンバーの勘の良さや、レオの周りにはいいメンバーが沢山いるんだな・・・と思ったストーリーが沢山ありました。
というわけで今回は「血界戦線」コミックス10巻の内容をネタバレとして紹介していきたいと思います!
※この記事には血界戦線コミックス10巻の内容ネタバレがガッツリ含まれています。アニメを観たいよ!という方は閲覧注意です!
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目次
「血界戦線」コミックス10巻の内容ネタバレ!
妖眼幻視行(Chapter-1)
ザップ、レオ、ツェッドは仕事の案件で敵のアジトへ侵入。だが任務中なのにザップとレオは喧嘩し、ザップの前蹴りでレオは後ろに吹っ飛ぶ。
レオは倒れている敵に頭から突っ込んでしまい、偶然にも頭突きが決まったことで敵は失神しラッキーではあったのだが・・・。
レオは頭突きの衝撃で気絶してしまい、ルシアナのいる病院まで運ばれてしまうことになった。
意識を取り戻したレオは丁度いい機会だと思い、ルシアナに自分の持つ神々の義眼はどのような眼なのか尋ねてみた。
だが続けて院長のマグラ・ド・グラナも現れ、「その目を負担に思い治したいと考えているのか?」レオに尋ねてくる。
レオが神々の義眼を手に入れたことによって妹の眼は奪われた。何としてでも妹の眼を取り戻すためHLに来たのだとレオは言う。
マグラ・ド・グラナ曰く、神々の義眼保有者の摘出に関する文献の記述は今までゼロであるという。
マグラ・ド・グラナの推察では、義眼を摘出するのはおそらく治療行為では無理。
無理やり神々の義眼を摘出することは、神性存在との契約の一方的な破壊であり、代償は相応なものになるので覚悟と慎重な行動が必要だという。
話を聞いたレオは不憫な妹のことを思い出し、八方塞がりな状況を嘆き、あの日に自分が勇気を出しておけば妹の眼は奪われなかった・・・と後悔する。
だが後悔に苛まれながらもレオは久しぶりに妹のミシェーラと連絡をとってみると、なんとミシェーラは近々結婚する予定だという。
ミシェーラは近々結婚するというので、レオにフィアンセを会わせる為にHLにやってくるという。
レオは妹のミシェーラがHLにやってくるということを、クラウス達ライブラのメンバーにすぐに報告。
ミシェーラにはレオがライブラと関係していることはバレてはいけないし、妹に何かあった場合レオの眼にもどんな影響があるか分からない。
なのでライブラメンバーで密かに妹を護衛することに。そして当日。妹のミシェーラがフィアンセのトビーマクラクランと一緒にHLにやってきた。
レオは他愛のない会話をした後移動しようとするが、妹の後ろに大きな化け物が佇んでいた。どうやら神々の義眼を持つレオにだけ見えている様子。
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妖眼幻視行(Chapter-2)
ミシェーラの後ろにいた化け物「Dr.ガミモヅ」は、レオだけには自分の姿が見えていることを知っており、レオがトイレに行った時に話しかけてきた。
Dr.ガミモヅは体内にトビーを取り込んでおり、ここに来た目的は世界に点在する『神々の義肢』の調査と研究をする為だという。
神々の義眼について何か知っているであろうDr.ガミモヅに対し、神々の義眼とは一体どういうものなのかレオを質問してみた。
Dr.ガミモヅ曰く、レオの眼に神々の義眼を移植したのは「リガ=エル=メヌヒュト」という眼科義肢だという。
人の世が大きく動く時と共に神々の義眼は現れ、歴史上の大イベントを現場で記録するいわば超高性能の隠しカメラなのだという。
HLの出現が人類、地球の歴史上最高の事件なのだが、神々の義眼保有者はその観察者の役目に選ばれし者だという。
義眼の研究は人類のステージを何段階も先へ押し上げるので、何なら片方だけでもいいので譲ってくれないか?とDr.ガミモヅは尋ねてくる。
研究の結果次第ではレオの世代で代替の眼が作れる可能性もあり得るという。妹を救えるかもしれないぞ?とレオを誘惑してくるDr.ガミモヅ。
レオは断りたいがDr.ガミモヅの姿は自分にしか見えておらず仲間も呼べない。非力な自分では戦闘に持ち込むことも出来ないので打つ手がない。
ただミシェーラは自分の背後にDr.ガミモヅがいたことを前々から気づいていたようだ。
気づいていたが誰にも頼れなかったので、いつもよりも強引にHLにいるレオのところまで頼りに来たのだ。
だがここで緊急事態発生。レオのスマホに着信が。HLの街中で血界の眷属が出現したと言う連絡がきてしまったのだ。
妖眼幻視行(Chapter-3)
血界の眷属が現れたからにはレオも現場に向かわなければならない。ミシェーラにちょっと出てくると伝えレオはすぐに席を立った。
とりあえずレオはスティーブンたちと合流し、血界の眷属の元へ向かった。長老級ではないが、血界の眷属の力を持ちながら理性なく暴れるだけの獣だった。
狙撃や肉弾戦で血界の眷属と戦うライブラメンバーたち。早く自分も手伝わないといけないが、自分の動向はすべてDr.ガミモヅに見られてしまう。
どうしようと躊躇して困っていたレオは、突然スマホ片手に一心不乱にメールを打ち始めクラウスに送信。
レオのメールによって目の前にいる血界の眷属の名前を知ったクラウスは、その眷属を封印することに成功した。
これにより神々の義眼の力を持ってすれば、血界の眷属の名前を読み取ることもできる、と言うことをDr.ガミモヅにバレてしまった。
それを見たDr.ガミモヅはまた研究が1つ高みに上がると考え、レオに対し「僕に取り付かれたまえ」と言ってくるが、レオは当然「うん」とは言えない。
だがDr.ガミモヅはレオには選択肢などないのだと凄み、妹の身柄がDr.ガミモヅの手元にあるということをちらつかせてくる。
ミシェーラを人質に取られては逆らうことなどできないので、レオはとりあえずDr.ガミモヅに従うことにし現場から姿を消した。
確かに血界の眷属の封印にも成功し戦闘は終了している。しかしクラウスだけは、レオが声もかけずに不自然に姿を消していたことに違和感を感じていた。
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妖眼幻視行(Chapter-4)
妹を人質にとられてしまってはレオに為す術はない。クラウスから心配の電話もかかってくるが、横にDr.ガミモヅがいるので迂闊なことは言えない。
Dr.ガミモヅに電話を捨てるよう命令されもう何をやっても八方塞がり、裏目に出る気がしてレオは精神的に追い詰められていた。
しかしそこに音速猿のソニックが現れ一瞬だけレオの頬を軽く蹴っていった。あまりに一瞬のことだったのでDr.ガミモヅにソニックの姿は見えていない様子。
しかもDr.ガミモヅは少し距離が離れると霧でレオの姿を見失うらしく、すぐに距離を詰めてくる。
絶対にかなわないと頭から思い込んでいたレオだが、一瞬でも見失うことがあるなら何とかなるかもしれないとレオは思った。
レオはチンピラに絡まれそうな路地裏にあえて入って実際に絡まれ、チンピラから逃げると同時にDr.ガミモヅも振り切ってみた。
実際チンピラは振り切れ、Dr.ガミモヅも一瞬だけ振り切ったが、すぐに追いつかれてしまい完全に振り切ることはできなかった。
その頃クラウスは、現場から一言もなく立ち去るような奴では無いと思い、レオのことを心配していた。
再度電話をかけてみてもレオとは通話不能で、GPSで探してみても位置情報はロスト。
そこで血界の眷属との戦闘中にレオが送信してきたメールをもう一度見直してみると、本文のずっと下まで空白で改行が続いている。
ずーっと下までスクロールしてみると、一番下の行に「10-33」という暗号が打ち込まれていた。
その暗号でクラウスは神々の義眼を持つレオだけが見えている、自覚している、そういった戦いが起こっていることを察知することが出来た。
妖眼幻視行(Chapter-5)
クラウスはメンバーに緊急連絡し、非常事態発生の旨を伝えた。レオが救難要請を最後に消息を断ったのだと。
その頃レオはDr.ガミモヅに操られまいと必死で対抗していた。Dr.ガミモヅの体重は軽いのでレオの体重でも振り回すことはできた。
肉弾戦は得意ではないが必死に食い下がるレオ。そうこうしている内にライブラメンバーがレオを探し回っている姿をDr.ガミモヅは見かけてしまう。
早めにレオをどうにかしないといけない。ライブラメンバーが来てしまうと厄介なので、Dr.ガミモヅはレオを緊急オペし体ごと乗っ取っとろうとする。
すかさずミシェーラがDr.ガミモヅの足に抱きついて押さえつけたので、その隙にレオはDr.ガミモヅの顔面を攻撃。
何度も頭突きをくらわせ、レオはDr.ガミモヅの義眼を破壊した。
怒り狂ったDr.ガミモヅはレオを生かしてデータを取ろうと考えていたが、レオの眼だけ残して始末するべく命を狙って攻撃を仕掛けてきた。
だがここで ライブラのメンバーが到着し、クラウスがDr.ガミモヅの顔面に強烈な鉄拳をくらわせる。
クラウスはそのままDr.ガミモヅを掴んで引きずりまわしてビルの外に掘り出した。Dr.ガミモヅの義眼は爆発し、Dr.ガミモヅ自身も完全に破壊された。
ライブラのメンバーによって救われたレオは、満身創痍のままルシアナの病院に運び込まれ入院することになったが、なんとか無事に済んでいた。
妹のミシェーラは「兄のことをよろしくお願いします」、とクラウスに告げ、レオの入院中に自分の国に帰っていった。
Dr.ガミモヅに狙われ一時はもうライブラのメンバーに会えないと思ったレオだったが、その後体調も回復し任務に戻ることが出来たのであった。
というわけでここまでが「血界戦線」10巻の内容ネタバレでした。
※2017年秋アニメのネタバレはこちらから!
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