ラノベ「ゴブリンスレイヤー」3巻の内容ネタバレです。
2巻では剣の乙女が住む「水の街」の下水に潜むゴブリン軍団をゴブリンスレイヤーたちが見事始末しました。
ただそこにゴブリンを集めた黒幕がいたりと、ただゴブリンが生息している状況ではなくなっている様子。
ゴブリンは弱い、という常識を覆す作品ですが、今回はそのゴブリンスレイヤーの内容をラノベからネタバレしていきます。
※この記事には「ゴブリンスレイヤー」ラノベ3巻のネタバレ内容が記載されています。ネタバレNGな方は閲覧にご注意ください。
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「ゴブリンスレイヤー」の試し読みは?
「ゴブリンスレイヤー」はライトノベルが7巻、更にコミカライズもされておりマンガも人気のある作品です。
アニメでは原作の内容を元に描かれてはいますが、もっと続きを知りたい方や詳しい内容を知りたい方は原作を読んでみると良いですね。
この記事は以下ネタバレを含むので、原作で内容を知りたい方は無料の試し読みもオススメです。
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ラノベ「ゴブリンスレイヤー」3巻の内容ネタバレ!
第1章〜3章ネタバレ
ゴブリンスレイヤーと女神官は今日もゴブリン狩りをしている。場所は鉱山。もう女神官も冒険者として半年ほど場数を踏んでおり、新人とは言えなかった。
二人はある程度連携もとれるようになっており、今日もスムーズにゴブリンを退治し、捕らわれている町娘たちを助け出すことに成功した。
その頃槍使いは、最近魔神が勇者によって倒されたというのに、悪魔絡みの依頼がまだ多いと言って愚痴をこぼしている。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶は槍使い達に協力を頼み、5人で人に化けた悪魔を倒して帰ってきたところだった。
ゴブリン絡みの案件ではないため、ゴブリンスレイヤーは妖精弓手たちの依頼を手伝ってはくれず、それに対し妖精弓手は非常に苛ついていた。
そんなゴブリンスレイヤーたちが仕事を終えギルドに戻ってくる。今回ゴブリンスレイヤーが退治したゴブリンは装備が整っていたという。
そして攫われた娘たちだが、半月も経過しているのに無事だったという。それは五年も組合に勤めている受付嬢をしても珍しいと感じる事例だった。
そもそもゴブリンが鉱山を狙うのもゴブリンスレイヤーには疑問だった。食料目当てではないからだ。
そんな中受付嬢がゴブリンスレイヤーにアプローチをかける。明後日に収穫祭があるので予定は空いているか?と尋ねたのだ。
受付嬢に惚れている槍使いが割り込もうとするも魔女にとめられ、受付嬢は祭りって物騒だから・・・という追加の一言を発する。
ゴブリンスレイヤーは日頃お世話になっている受付嬢のお願いなので断らなかったが、受付嬢はかなり勇気を振り絞っていた。
ゴブリンスレイヤーがギルドから帰る頃を見計らって牛飼娘が迎えに来た。
牛飼娘もゴブリンスレイヤーを収穫祭に誘おうと思っていたのだが、ゴブリンスレイヤーは受付嬢に誘われたという話をし始める。
先を越されたと思った牛飼娘だが、聞いてみるとゴブリンスレイヤーが受付嬢と会うのは午後から。
午前は空いているのか?そう牛飼娘が尋ねると、ゴブリンスレイヤーは大丈夫だと答え、牛飼娘は嬉しくなった。
しかしゴブリンスレイヤーは自分が受付嬢に誘われた意味も、牛飼娘に午前の時間を確保された意味も、どちらも鈍くて気づいていない。
牧場主はゴブリンスレイヤーが牛飼娘に気がないのを知っている。だから収穫祭のデートを承諾したゴブリンスレイヤーに父親代わりとして一言注意してくる。
その気にさせるなよ、と。一応ゴブリンスレイヤーも自信はないけど分かっているつもり、と答えた。
牧場主はそう言われてから少し笑ってしまい何も言えなかった。その後ゴブリンスレイヤーが武器屋に行くと馴染みの女騎士がいた。
女騎士はパーティーの重戦士に女らしいところを見せたいらしい。冒険者の男というものは、総じて助けた姫などと結婚してしまうからだ。
女騎士は竜を一撃で倒す強者だが、容姿はとびきり美人だった。普段から鎧だから平服を着ろ、とゴブリンスレイヤーはアドバイスする。
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ゴブリンスレイヤーはその後武器屋で南洋式の投げナイフを購入。そして鉱人道士とゴブリンスレイヤーの二人で天灯を作った。
武器屋で何やら慌てている女神官と遭遇した後、妖精弓手と夕食を食べたゴブリンスレイヤーだが、妖精弓手から女神官が買った装備はどう?と聞かれる。
ゴブリンスレイヤーは女神官がどんな装備を買ったのか知らなかったが、妖精弓手は女神官が何も言ってないのを知りそれ以上何かを言うのをやめた。
その夜。ゴブリンスレイヤーは獣道の中にいくつもの穴を掘り、残土を運んでいたがここで突然長身の女性に声をかけられる。
その女性は何者だ?と刃物を突きつけてくるが、ゴブリンスレイヤーが銀等級の冒険者だと知り怪しいものではないと思ってくれた。
その女性の後ろから「やっぱり勘違いじゃないか」と小柄な外套姿の剣士と長大な杖を持った呪文遣いが現れる。彼女らは女三人のパーティーだった。
三人は何かを警戒している様子で去っていったが、小柄な剣士の足元にはゴブリンスレイヤーの置いた小石があった。
ゴブリンスレイヤーの記憶が確かなら、そこは事前に穴を掘って隠蔽していたところだ。どうして落ちなかったのだろうか?
そしてなぜ街道ではなくこのような獣道を歩いていたのか?ゴブリンスレイヤーは不思議に思ったが、ゴブリンと関係ないので深く考えないことにした。
牧場主の叔父は牛飼娘の母が来ていた青いドレスを牛飼娘に渡した。牛飼娘はとても喜び、そして収穫祭へと向かう。
牛飼娘はゴブリンスレイヤーと合流し街を歩くが、しばらく歩いた時にゴブリンスレイヤーが足を止め、ここで待つよう言ってきた。
暫くしてゴブリンスレイヤーは細工物の指輪を牛飼娘に買ってきた。子供の頃牛飼娘はこういったモノが好きだったからだ。
牛飼娘はゴブリンスレイヤーの思わぬプレゼントに喜んだ。そんな中ゴブリンスレイヤーに新米冒険者達が話しかけてくる。
彼らはカエルの像の口に銀玉を入れると飲み物がもらえる祭りの出し物に熱中していた。
ここでゴブリンスレイヤーが彼らに見本を見せ、次々とカエルの像に銀玉を投げ入れていく。牛飼娘は彼が小さい頃からこの遊びが得意なのを知っている。
第4章〜最終章ネタバレ
収穫祭の午後。ゴブリンスレイヤーは受付嬢と合流した。今日の受付嬢はギルドの自分ではない普段の自分を見せたいと思っている。
二人が歩いていると女騎士が重戦士を連れて歩いていた。皆祭りとなると女の顔を見せるものらしい。
ゴブリンスレイヤー達が暫く歩いていると大道芸人がマジックを披露していた。掌に小さい竜を出したり鳩を出したり。
ゴブリンスレイヤーは視線をそらさずにそれをずっと見ていた。客を引きつける動作を見て、彼は心理戦に役立つと思ったのだ。
それを聞いた受付嬢は知り合った時からこの人は変わらないな、と思ったがそれがゴブリンスレイヤーの魅力の一つだった。
受付嬢はその後ゴブリンスレイヤーを冒険者ギルドへ連れていき、その後カギを持って職員側の区域へと連れていった。
関係者以外入ってはダメなのだが、受付嬢は秘密にしてくれと言ってゴブリンスレイヤーを連れてドアを開いた。
螺旋階段をのぼり頂点のドアを開いて外へ出ると、そこからは街の四方が見渡せるようになっていた。見張り塔になっているのだ。
こんな状況でもゴブリンスレイヤーは街にゴブリンがいないかどうかをチェックしている。
そして外は既に夜。数え切れないほどの天灯(熱気球)が空へと上がっていく。
街からしゃんしゃんと神事の音が聞こえてくる。収穫祭は神々の日でもある。そして円形舞台には真白の衣装を纏った女神官がいた。
女神官は地母神としての正装をしており、ここでゴブリンスレイヤーは妖精弓手の言っていた意味が分かった。
女神官が装備を新調していたのはこの神事の為だったのだ。そして二人は神事を見ながら色々なことを考えた。
ゴブリンスレイヤーはどんなに準備してもゴブリンとの戦いが終わることはないことを知っている。
受付嬢もそんなゴブリンスレイヤーをずっと応援している。その気持ちに気づいてほしかった。そしてゴブリン以外の何かも考えてほしいと思っていた。
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祭りも終わる頃。ゴブリンスレイヤーは受付嬢に「悪くは、なかった」と言った。朝から夕までゴブリンスレイヤーは楽しんでいたようだ。
そんな会話をしながら二人が外に出ようとするとなぜか扉にカギが掛かっていた。受付嬢はカギをかけた覚えがない。そして二人の前に襲撃者が現れた。
暗闇の中で動く小柄な影。相手はナイフを使っているが、生半可な技量ではなく心得があるのは確実だった。
そしてゴブリンスレイヤーは相手のダーツを胸に受け床に倒れてしまう。相手はゴブリンスレイヤーを倒したのを知り何発も蹴りを入れてくる。
雑魚狩りして運が良かったから銀等級になれたんだ、と言ってゴブリンスレイヤーを蹴りまくっている。余程恨みがあったのだろうか。
その襲撃者はギルドとも仲良くしているゴブリンスレイヤーのことが気に入らなかったらしく、このまま命まで奪おうとしている。
だがゴブリンスレイヤーはふいをついて立ち上がり剣で襲撃者の臓腑を抉っていた。そのまま相手を蹴り飛ばして剣を抜く。
ダーツには毒が仕込んであるも、ゴブリンスレイヤーは鎖帷子を装着していたので問題なかったのだ。
ゴブリンスレイヤーが襲撃者の覆面を剥いでみると、彼は以前ギルドの審査で不正が発覚したハーフエルフの圃人斥候だった。
彼の昇級審査には受付嬢も立ち会っていたが、追放同然の処分を下したので逆恨みもしていたのだろう。
ゴブリンスレイヤーはこのハーフエルフが先程ご飯を食べていた時に密談していたことも、その前にギルドで自分を睨んでいたことも覚えていた。
もしかしたらゴブリンたちが動いているかもしれない、そう思った。ゴブリンスレイヤーはすぐに原因を突き止めに動き出す。
ここで受付嬢とのデートも終わり、自分は受付嬢、ゴブリンスレイヤーは冒険者、いつものように戻ることになった。
ゴブリンスレイヤーは雑踏の中を駆け抜ける。そして既に女神官含め仲間たちの準備も整っていた。
妖精弓手はゴブリンスレイヤーと店でご飯を食べていた時に、密談の中身まで聞いていたのだ。森人の耳は人間よりも良い。
ゴブリンスレイヤーは見張り塔にいた時に四方から影が見えたという。恐らくゴブリンが来ると予想している。
もし街に一斉にゴブリンが攻めてくるのなら、また冒険者たちを集めて戦えばいいのでは?と蜥蜴僧侶は言う。
だがゴブリンスレイヤーは祭りを楽しんでいる人たちのことを思い浮かべ、今回は自分たちだけで対処することに決めた。
最近ゴブリン退治の案件が少なかった。略奪して生活するゴブリンなのにそれはおかしい。そして装備のしっかりしているゴブリンも最近見かけた。
恐らくゴブリンに物資を渡している何者かがいる、そうゴブリンスレイヤーは睨んでいた。
その頃街の北方、四方からの第一隊であるゴブリン15匹が行軍を楽しみにしていた。「大将」の方針で略奪を我慢していたからだ。
そんなゴブリンが仕掛けである一本の綱にかかりアラームがなる。人間が仕掛けたチンケな警報だと思ってゴブリンは無視して先へ進む。
だがそれはゴブリンスレイヤーの狙い通り。次の瞬間大木でできた大矢がゴブリンを襲う。
その大矢で一網打尽には出来なかったが、生き残りはゴブリンスレイヤーと蜥蜴僧侶が一匹残らず始末した。
妖精弓手曰く、音を聞く限り西、次に東が騒がしいが、それよりも南の丘の方のずっと向こうから雷が聞こえるのだという。
妖精弓手や女神官は雨雲を見て何か混沌の気配を感じていた。とにかくゴブリンの動向から相手の狙いを探ると、東西から挟み撃ちにする気らしい。
ゴブリンスレイヤーは棘鉄球や落とし穴でゴブリンたちを始末していくが、かなりの数を始末したはずなのに上位種を見かけていないことに気づいた。
術なし、騎兵なし、王なし、肉壁なし。ゴブリンたちは今の所ナメきっているとしか思えなかった。
ゴブリンスレイヤーはまだ見かけない指揮官がおり、この作戦で勝算ありと思って動いているのだろう、と予想した。
ここでゴブリンスレイヤーは南側、つまり牧場の方へ移動しゴブリンたちを迎え撃つことに決めた。ゴブリンスレイヤーにも算段があるらしい。
その裏ではある暗黒の肌を持つ闇人(ダークエルフ)が奇怪な腕の彫像を持ち、ゴブリン達に生贄を集めさせていたという背景があった。
今街は祭りで浮かれている人間が多いので、そこをゴブリン達に襲撃させてさらなる生贄を集めさせようとしているのだ。
そのダークエルフは生贄を集めてから、何者かにそれを捧げようとしているらしい。
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ゴブリンスレイヤーは牧場へ帰り、牛飼娘に外には出ず伯父と一緒にいろと忠告した。そんな牛飼娘はゴブリンスレイヤーが樽を転がしているのを見ていた。
雨や風が強くなり視界も大分悪くなった。鉱人道士が窯に火を付けていたが、ゴブリンはもうすぐ近くまで来ておりあまり時間がない。
蜥蜴僧侶は骨で作った兵士「竜牙兵」を二体用意し、ゴブリンスレイヤーはゴブリン達を燻す計画を立てる。
迫ってくるゴブリンの数は20〜30。燻製窯は黒炎を吐き出し始めている。
その頃「一本の腕」を握ったダークエルフがゴブリンを率いて前進しようとしていた。
ダークエルフは古の百手巨人(ヘカトンケイル)なるものを呼び出そうとしているらしい。
それは混沌の神々が持つという怪物の書に記載された恐るべき巨人の一柱で、かつて神々が創り出した戦うための存在だという。
街を襲うゴブリンも囮。全ては彼の手中にある百手巨人の力を宿す呪物さえあれば恐れるものはなかった。
しかしここでダークエルフは毒煙の臭いを感じた。ゴブリンたちは悲鳴をあげてうめき、更に暗雲の中から竜牙兵が飛び出してきたのだ。
竜牙兵には目も鼻もない。ゴブリンたちが苦しむ中、竜牙兵はどんどんとゴブリンたちを薙ぎ払っていく。
全員でゴブリンと戦い、ゴブリンスレイヤーだけはダークエルフの元へ向かう。
ダークエルフは自分こそは混沌の神々より託宣(神が憑いている)を受けたる使徒だと名乗ってくるが、ゴブリンスレイヤーはゴブリン以外に興味がない。
只人(人間)であるゴブリンスレイヤーよりも身体能力が高いダークエルフはすぐに剣で襲いかかってくる。
次にダークエルフが左手の呪具を高々と掲げると、体は捻じれ、膨れ上がる。その後ダークエルフの背中から五本の腕が飛び出してきた。
あらかたゴブリンを片付けた妖精弓手がダークエルフに弓を放ってみたが、その弓は巨大な白い手によって掴み取られてしまう。
ダークエルフは「矢避けの加護」なる術を使っているという。ここで妖精弓手や鉱人道士は相手が召喚士であることに気づいた。
相手が何者かを召喚したところでやはりゴブリンスレイヤーには興味がなく、果敢に前へ飛び出していく。
ゴブリンスレイヤーはダークエルフの胸を切り裂き血が飛んだ。致命傷ではないが怒ったダークエルフ。しかしなぜかここでろれつが回らなくなった。
ゴブリンスレイヤーが剣に毒を塗っていたからだ。苦しむダークエルフだが、彼には矢が効かない。
ここでゴブリンスレイヤーは武器屋で仕入れた南洋式の投げナイフを取り出し、何やら呪文を唱えるダークエルフに向かって投げつけた。
ダークエルフの左手が飛んだ。握られた呪具は地面に落ち、妖精弓手がすぐにダークエルフに弓を放つ。矢は喉に刺さった。
倒れる前にダークエルフはゴブリンスレイヤーが何者かを悟った。剣の乙女への復讐と、魔神王の蘇生を阻んだ人物がいたことに。
きっと目の前にいる人物がそいつに違いないとダークエルフは思った。そう思いながら息絶える。
その頃ダークエルフが召喚しようとしていた百手巨人は霊界におり、勇者たちが魂だけになって退治していた。
そのおかげで百手巨人は現世に現れることはなくなり、街の人々も被害に遭わずに住むこととなった。
というわけで「」でした。
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