ベルセルク22巻のネタバレと感想です。
2017年春アニメでベルセルク2期が放送されますが、1期が21巻で終了したので、2期ではこの22巻からの内容が描かれるはずです。
連載が開始されてからもう30年近くが経ちますが、未だに皆の興味を引きつけている名作ですよね。
というわけで今回はベルセルク22巻の内容ネタバレを紹介します。
※この記事にはベルセルク22巻のネタバレ内容がガッツリ記載されています。マンガやアニメを見るよ!という方は閲覧にご注意ください。
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目次
「ベルセルク」の試し読みは?
「ベルセルク」は38巻まで続いている人気マンガ作品です。
アニメは原作に忠実にストーリーが進んでいますが、早く内容を知りたい方は原作を読んでチェックしてみると良いですね。
以下ネタバレを含むので、原作で内容を知りたい方は無料の試し読みもオススメです。
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ベルセルク22巻!原作コミックスの内容ネタバレ!
ある森で狩をしている子供たち。一人の少年は言う。昔からこの森に足を踏み入れているけど、何か最近変な感じがすると。
まるで「夢の中の森」そんな感じがするのだと。その時森の木々たちがクスクスと笑い始め、子供達は脅えて待っていると次第に笑い止んだ。
その直後一人の少年が空中を飛行する魔物を見つける。それは空を飛んでいるゾッドだった。
そして確かにこの森にも何かが潜んでいたが、それは草葉も風も色々なもの全てが同じ状況で、何かが息づいていた。
ガッツとキャスカはエリカのいる地に戻った。既に鍛冶屋のゴドーは他界しており、ガッツたちが以前離れたすぐ後だったらしい。
エリカは「また一緒に暮らそう」とガッツに話しかけてくる。
しかし今自分と同じ世界にグリフィスがおり、しかも自分の剣の届く先にいる、そんな衝動が頭を駆け巡っていた。
エリカは「今お客が来てるんだ」とガッツに告げた。男とは思えないほど綺麗な人らしい。それを聞いてガッツは目をまん丸に見開いた。グリフィスだろう。
その頃リッケルトはグリフィスと再会しており、また会えたのが信じられない様子だった。しかし急いで到着したガッツがグリフィスに襲いかかる。
どうしてグリフィスに斬りかかるのか分かっていないリッケルトは、体を張ってガッツを止める。
「あれはもうお前の知っているグリフィスじゃない」、そう言うガッツだが、リッケルトにはその意味が分からなかった。
ガッツの姿を見てグリフィスは「変わらない」「口より先に剣を振る」「初めて出会った頃のお前のようだ」と以前と同じような声で話しかけてくる。
なぜここに来た?と激怒するガッツに対しグリフィスは、新しい肉体でガッツの前に立ち、心を揺さぶる何かがあるのかを確かめに来たのだと言う。
結果は心は何も揺さぶられなかった。それを聞いたガッツは激怒し再度グリフィスに斬りかかった。
グリフィスがしたこと、仲間を裏切ったこと、それらについて何も感じないと言っているグリフィスの言葉を聞いたからだ。
しかしグリフィスの信念は「オレはオレの夢を裏切らない それだけだ」という答えだった。それを聞いたガッツは躊躇なく大剣を振り下ろす。
だがその瞬間ゾッドが目の前に割って入り大剣を受け止める。かつての自分の予言を覆し生き延びているガッツを褒めてくるゾッド。
ここから二人の激しい戦いが繰り広げられるが、人間の身でありながら自分と互角に死闘を繰り広げるガッツをゾッドは再度褒めた。
どうして目の前にゾッドが立ちふさがるのか、その理由が分からず困惑するガッツ。どうやら力で押し通らないとならないらしい。
戦いの中でガッツはゾッドの身体能力に驚愕するが、それでも何とか戦えていた。グリフィスにたどり着くまでの無数の戦いがガッツを叩き上げたのだ。
ゾッドの方が少し優勢だが勝負は拮抗している。二人の戦いをじっと見つめるグリフィス。なぜか自分の鼓動も微かに高鳴っている。
ゾッドはガッツの技・剣を見事だと褒めながらも、まだ喰らい足りぬと使徒の姿(牡牛)の姿に変身する。
リッケルトはここで相手の男がゾッドだと気づき、そしてなぜグリフィスを庇って戦っているのかを不思議に感じ始めた。
使徒の姿になったゾッドのパワーはとてつもなく、ガッツは攻撃をかわしきるので精一杯になってしまう。
ゾッドが突っ込みゴドーの鉱洞は破壊され、そこに突然キャスカも現れ、グリフィスを見て困惑の表情を浮かべる。
降ってくる岩からキャスカを守ろうとガッツは駆け出すが、ゾッドに攻撃されキャスカは岩の下敷きに。
しかしなぜかキャスカはグリフィスに守られ一命をとりとめた。すぐにゾッドは戦いを続けようとするが、ここでグリフィスに終わりを告げられる。
「何処へ?」と叫ぶガッツにグリフィスは「オレの国を手に入れる」、そして「夢の続きを追う」そう言ってゾッドと共にこの場を去っていった。
何も知らないリッケルトはガッツに事情を説明してくれと求めた。自分にも知る権利がある、そう言うリッケルトにガッツはグリフィスの全てを語った。
事情を聞いたリッケルトは驚愕し、ガッツだけがそのような重荷を背負い込んで生きていたことに涙する。
自分も鷹の一員、俺も一緒に連れてってくれ、そうガッツに頼むリッケルト。しかしガッツはお前にはグリフィスは憎めない・・・そう言って断った。
そしてキャスカを置いて行くことはできない、しかしキャスカを連れて復讐の旅をすることもできない。悩むガッツ。
そこでパックは少し遠いけど、この世界の何処よりも安全な場所をガッツに明かした。それはパックの家だと言う。
ガッツは自分に烙印がある限り魔物を呼び寄せてしまうので、すぐにリッケルトたちに挨拶をしてこの地を去った。
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ミッドランド西方 シェト。
バーキラカ一族のシラットは、一族をあげてもグリフィスを捕まえることができなかったことを将軍に罵られていた。
だが将軍の命を狙う相手兵の攻撃をシラットは阻止し、潜んでいた兵士を側近のターパサたちが素手で次々に絶命させていった。
そして再度鷹の捜索任務に戻ろうとするシラット達だが、突然目の前に馬に乗ったグリフィスが現れる。
グリフィスはシラット達の横をスッと通り抜け、後ろにいる将軍の頭部を一突き。兵士たちはそれを見てすぐにグリフィスに敵討ちの矢を放つ。
しかしグリフィスはその全ての矢を避け、次にゾッドが兵士たちを次々に仕留めていく。そして追い詰められた兵士たちに更なる追い討ちが。
馬に乗ったロクスという人物が現れ、兵士の頭を剣で貫く。神託に導かれグリフィスの元へ来たのだという。
グリフィスはロクスを受け入れ、ロクスとゾッドは次々と相手兵の数を減らしていく。
シラットはこの混乱に乗じてグリフィスを捕らえようとし、ターパサに命令してグリフィスを襲わせる。
しかしそこにお告げを聞いたと言ってラクシャスが現れる。いずれ自分がグリフィスの首をとると言い放ち、ターパサ達の前に立ちふさがった。
極限まで鍛え上げているターパサ達の攻撃をヌルリとかわしていくラクシャス。
その頃城門には巨大な体格に竜の甲冑を着たグルンベルドが現れ、次々に兵を蹴散らしていった。
そんな中ミッドランドにグリフィスが現れ、戦乱が起きている状況を偵察している一匹の鳥がいた。
その鳥は遠くにいる魔女シールケの肉体まで戻ると、ふっとシールケは目を覚ました。鳥に意識を乗り移らせていたようだ。
街でグリフィス達を見てきたシールケはグリフィスのことを、「御使いは闇の鷹なり」「世界に暗黒の時代を呼ぶ者なり」と述べた。
グリフィスは街を滅ぼし、目の前には啓示によって導かれた戦士達がひざまづいていた。これがグリフィスの新生鷹の団となる。
その頃ファルネーゼとセルピコは屋敷には戻らずまだガッツのことを追っていた。
外は雪が降っており、セルピコはその光景を見てファルネーゼとの出会いを思い出していた。
セルピコは幼い頃、病でやせ細りベッドで生活している母を養い、とても苦しい生活をしていた。街の子供達にもいじめられる日々。
しかし母は以前ある貴族の屋敷で働いていたらしく、その当主との間で授かった子供がセルピコだった。
母はいずれ必ず当主が自分たちの元へ来るから、その時まで貴族らしく生活しなさいといつもセルピコに言い聞かせていた。
ある日セルピコは以前いじめの仕返しをした子供達と遭遇してしまい、やり返され動けないほどの重傷を負い、雪の中で動けないまま倒れてしまった。
このままでは命が危ない。しかしその場をたまたま通りがかったのがファルネーゼだった。
ファルネーゼはセルピコを介抱し、自分が命を救ったのだから自分のものになれと言った。
しかしそのお陰でセルピコは貴族に仕えることになり、母の看病は家政婦に任せ、辛い生活を抜け出すことができた。
ファルネーゼは父母に放っておかれて育ったことで、暴君のように振る舞い使用人も皆手を焼いていた。
ファルネーゼは広大な屋敷で一人育ち、何かに脅えているからこそ脅かす側になろうとしていることをセルピコは見抜いていた。
ある日セルピコはファルネーゼの父が自分の父でもある事実を知る。
この先誰にもそのことを公言しないことでセルピコは貴族の称号を与えられ、相応の暮らしができるようになった。
そしてそれ以来セルピコはファルネーゼに寄り添うように暮らしていく。
いつしかファルネーゼはセルピコに主従関係以上の想いを持つようになっていた。
その頃セルピコの母は更に病状が病み、もう既にセルピコが誰なのかも分からないところまで症状は進んでいた。
一方ファルネーゼはヴァンディミオン家の者として、父から縁談の話を切り出される。
外の世界に出たくないファルネーゼはセルピコに自分を連れて逃げて欲しいと詰め寄った。だがセルピコは断った。
その後ファルネーゼは突然屋敷を燃やし始め、それを知った父は婚礼を取りやめファルネーゼを修道院送りにした。
監視役としてセルピコもついてくることに。
しかし修道院はヴァンディミオン家のファルネーゼを聖鉄鎖騎士団の団長に任命した。
その日からファルネーゼは邪教徒狩りの名目で人々を焼き討ちにし、セルピコはそんな凄惨な光景を目にしても何も感じなかった。
しかしある日、焼き討ちの一人に自分の母がいた。さすがにセルピコの意識に戦慄が走った。思わず「母さま」と口に出してしまうセルピコ。
だが邪教徒の身内がいるなどもってのほか。自分の母などではない、そのことを証明しろと言ってファルネーゼはセルピコに詰め寄った。
結局セルピコは自分が生きていくために火をつけ、こうして今もファルネーゼと一緒にいる。
雪が小ぶりになってきたので、ファルネーゼとセルピコはまたガッツを探しに旅に出た。
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ベルセルク22巻の感想とまとめ
ベルセルク22巻の感想ですが、遂にグリフィスの元にやたら強い仲間が増えてしまいましたね。
仲間を裏切ってでもどうしても追いかけたい夢があるとのことですが、それはゴッドハンドになってもまだそうしたいのでしょうか。
少なくともゴッドハンド「フェムト」に転生したので世界を自分のものにするのは容易いはずですが、まだそんな人間的願望があるんですね。
今回魔女シールケがグリフィスのことを「闇の鷹」と言っていましたが、もろダークサイドな人間に感じますね。笑
この辺りでガッツが既にゾッドと何とか戦えるようになっていて、人間離れした強さになってきました。
感情的で世界がどうなっているのかも掴めていないガッツですが、知らぬ間に力をつけていき誰かの脅威になっていく姿は好印象です。
ゾッド、ロクス、グルンベルド、ラクシャスの4人を部下にしてしまったグリフィスの今後の動向はどうなるのか。
ファルネーゼは結構どうしようもない感じですが、今後どんどん更生されていくのか、その辺りに注目していきたいと思います。
というわけで以上「ベルセルク22巻ネタバレ!セルピコとファルネーゼは異母兄妹」でした。