「BEASTARS」コミックス4巻の内容ネタバレです。
3巻では隕石祭の準備が始まり、演劇部の肉食動物たちが街へ出かけました。そこでルイから止められていた裏市へ入ってしまいます。
裏市で草食の体の一部を食べようとしたビルと喧嘩をしたレゴシは一人で帰ろうとします。しかし裏市の肉の匂いから本能と葛藤し、レゴシは気絶してしまう。
気が付くと裏市の番人で心療内科医をしているパンダのゴウヒンの元にいたレゴシ。そこで一度手をかけたウサギ・ハルとの関係を断ち切るように言われます。
だが17年間一度も恋をしたことの無いレゴシは何も起こらないと言って帰っていきました。というわけでBEASTARS4巻の内容ネタバレを紹介していきます。
※この記事には「BEASTARS」4巻のネタバレ内容がガッツリ記載されています。マンガやアニメを見るよ!という方は閲覧にご注意ください。
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「BEASTARS」の試し読みは?
「BEASTARS」は週刊少年チャンピオンで連載中の作品です。現在は15巻まで既刊されています。
動物達で人間のような社会を作るとこういう悩みを抱えるのか、と考えさせられる雰囲気のある面白い漫画です。
アニメ放送も開始されるので、内容を早めに知りたい!という方は漫画をチェックするのもおススメです。
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「BEASTARS」コミックス4巻の内容ネタバレ
園芸部の部室のベッドで抱き合うルイとハル。そんな時でもルイは寂しそうな顔をしていると思うハル。
初めて会った時もルイはそんな顔をしていた。二人が初めて会ったのは高校1年生の春。
いつものようにハルが花の世話を済ませて戻ろうとした時、角が生え変わる為に顔中血だらけになっているルイが立っていた。
名家の御曹司であり入学当初から学校でも有名だったルイは、自分の角が抜け落ちたことを誰にも言うなよ、と言ってハルに口止めをする。
その後、二匹はすぐに打ち解けた。手当をしている際中、はずみで二匹の顔が近づく。しかしルイは角の生えていない状態で迫ったことを謝る。
そう言われたハルは、ルイは今までどれほど完璧を求められてきたのだろう?と感じたという。
話は戻り、ルイが園芸部の部室を出ようとすると、扉の前にレゴシが立っていた。ハルは身を隠し、レゴシはなぜルイがここにいるのかと質問する。
ルイは動揺しないようにし、ハルはここにいないと答えた後、隕石祭の場所確認をするのは3年生の仕事だから来たのだ、と言って辻褄を合わせた。
逆になぜレゴシがここにいるのか?それをルイは質問した。するとレゴシはただ単にハルに会いたくて来ただけ、と答えた。
その言葉を聞いたルイとハルは少し動揺した。レゴシはルイと一緒に階段を下りながら、ハルとの関係について尋ねる。
しかしルイは踏み込んだ質問をレゴシにさせずに話題を変え、ジュノはルックスが良いから1年の中でも妬まれがちらしい、という話題でそらした。
同族のジュノを支えてやれ、とルイに言われた後レゴシはいつもより早めに部室へ行くが、暫く寝転んでいると隣にジュノが。
ジュノは役者チームの女子部員に避けられている気がする、という悩みをレゴシにここで打ち明ける。
隕石祭では役者チームとダンスチームが点灯式で踊るのだという。
そのオーディションがジュノの知らないところで行われ、いつの間にかメスのティラノサウルス役に決められていたらしい。
肉食であるオオカミに対しての皮肉も含まれている、そう感じながらもジュノは美しく踊り切ろうと思い、皆より早く練習しに来たのだ。
レゴシに思いを寄せているジュノは二匹きりのこの時を大チャンスだと思い、自分が好意を寄せていることを触れてアピールしてみる。
だがジュノの想いは届かなかった。生態学で同種族の触れ合いは心のリラックス効果が証明されている、とレゴシに答えられてしまったから。
その後レゴシは隕石祭の準備中にハルと再会する。園芸部員は自分一人だから手伝って?とハルはレゴシに問うが、レゴシは元の関係に戻る為に断った。
だがその後、隕石祭の準備中にルイとハルが親しげに話しているのをレゴシは見てしまった。
ハルは今まで見たことの無い顔をしていた。それを見たレゴシはハルのことを好きになっていることにハッキリ気づいてしまう。
その想いも手伝ってかレゴシは帰宅中のハルの元へ行き、自分の体を簡単に差し出したりせず大切にしてほしい、と告げる。
だがハルは、常に身の危険を感じている草食の不安な気持ちを肉食のレゴシが理解するのは一生無理だ、と言い放ってその場を去ろうとする。
だがその二匹の喧嘩を見ていた民衆達は、レゴシがハルを襲おうとしていると勘違いし、近くにいた駅員を呼び出してしまった。
レゴシはハルをリードして全力で走り、何とかトイレに逃げ込んで駅員達を撒くことに成功。その後二匹は公演のベンチへ向かった。
レゴシは話を打ち明けるなら今だと思い、理性に抗えずハルを喰う為に襲ってしまったあの日の夜のことを話そうとした。
だが、話始めたレゴシを遮り、ハルは一度肉食に食べられそうになったことがある、と言って先に話し始めた。
その時食べられてたらレゴシと出会えてなかったので、食べられなくて良かったとハルは話している。
その話を聞いてしまったレゴシは秘密を打ち明けるのは今ではないな、と感じてしまった。
あの日ハルを襲った肉食が実は自分、それを言ってしまえば二人の関係は終わってしまうから。
だから自分の中では戒め続けることにし、もう少しだけハルと一緒に歩いて行こうと決めた。
ある日の演芸部の稽古中、ビルはルイの手を誤って引っ掻いてしまったので、手当をするためにリーダー室へと向かった。
だがビルはここでやたらとルイを挑発する。ルイがその理由を尋ねると、裏市に行った時にルイの過去をたまたま知ったのだとビルが答える。
そして裏市で草食獣の肉の味を知ってしまったビルはルイを見てゴクっと唾を飲み込む。
ビルは脅しではなく対等な仲になりたいと言ってルイの肩に手を伸ばすが、ルイはその直後ビルの額に拳銃を突きつける。
自分の過去がもし広まったら撃つ、と言ってルイは逆にビルを脅し、その迫力に立ち上がることのできないビルを残してルイは医務室に向かった。
ルイは園芸部の庭園でハルに手当てをしてもらった後部室へと戻ったが、すぐにレゴシが背後に現れた。
ルイは少し前からストーカーじみた視線を送ってくるレゴシを気にしており、言いたいことがあるならハッキリ言えと告げた。
しかしそれでも別に何もないとレゴシは答えたので、二匹の間の空気は険悪になっている。
ここでジュノが部室へ。女子部員とジュノが話しを始めたので部室はまた明るい雰囲気に戻った。
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ルイは他の部員と打ち解けて話しているジュノを見て驚き、ジュノは女子部員に妬まれて孤立気味になっていたのでは?とシイラに問いかけてみた。
シイラ曰く、ジュノはここ最近部員に余すことなく気配りをし、明るく振舞い続けたので打ち解けることができたのだという。
ジュノはルイとはまた違ったカリスマ性を持っているのだ、とシイラは言う。
その日ジュノは遅刻したこともあり、部室の掃除を請け負って遅くまで部室にいたが、そんなジュノにルイが声をかけた。
話しの流れで二匹はダンスの稽古に移ることになったが、ここでジュノはルイが肉食獣そのものを嫌っていることに気づく。
ジュノはそんなルイを前にし、平和な肉食獣の時代とレゴシを手に入れる為自分が次のビースターになる、と宣言した。
そう言われたルイはジュノのその強欲さは膨大な自信から来ており、それにより美貌・地位・男が全て手に入ると思い込んでいるのだ、と指摘する。
続けてルイはこう告げた。美貌は既にジュノのもの、だが地位は自分が阻止するし、レゴシについてはジュノが思っている以上に手こずるだろうと。
ジュノは必ずレゴシを振り向かせると言い返すが、レゴシをずっと目で追っていればその言葉の意味が分かる、と告げた後ルイは部屋を出ていく。
ルイにそう言われたジュノは隕石祭の準備中にレゴシの姿を目で追った。もしやレゴシには彼女がいるのでは?と疑い始めたからだ。
その後ジュノはレゴシに声をかけてみるが、レゴシは誰にでも見せる表情を自分に向けるだけで、特別な感情はなさそうだった。
そんな中、隕石祭の途中で停電が起こる。困ったことに暗闇の中では草食動物の視界は完全に真っ暗になってしまう。
一方肉食動物の視界は暗闇でも明瞭なので草食動物達を囲って守ることにしたが、レゴシだけはハルのことを思い出してその場を離れてしまった。
微かな匂いを辿ってハルを見つけたレゴシ。暗闇のせいで見えていないハルは「ルイくん」と叫んでレゴシに抱き着いた。
明かりが付いた後目の前にいたのはレゴシだったのでハルは間違えたことを謝る。それに対しハルが無事でよかったと答えるレゴシ。
その光景を見ていたジュノは「オオカミとウサギの恋などありえない」と思ったが、じっと眺めた結果レゴシの顔が少し赤くなっていた。
ここでジュノはレゴシがハルに想いを寄せていることに気づいてしまう。
ある朝ルイは悪夢から目を覚ました。その悪夢は自分の過去であり、子供だった自分が「4番」と呼ばれ、刃物を持って震えているシーンだ。
13年前、5歳のルイは生き餌として裏市で売られていた。その商品番号が4番。今でもルイの足の裏には「4」という数字が刻まれている。
生き餌の売買は裏市でもタブーだったのだが、目立たないタワーを一つ貸し切ったその売り場は客も途絶えなかった。
商品であるルイ達は言葉も文字も教わらなかったが、地上に出ることが生涯の終わりを意味するということは分かっていた。
だがそんなある日、ホーンズ財閥の「オグマ」がルイを引き取りにやってきた。彼もルイと同じく「シカ」である。
ルイはオグマの綺麗な身なりを見て自分は助かるのだと理解したが、だからこそ仲間を置いて自分だけ助かる訳にはいかないと感じてオグマを拒否した。
それでもルイは強引に連れて行かれ、エレベーターで降りている途中でオグマから自己紹介を受けた。
オグマは財閥の一人息子であり、生まれつき子供を作れない身体らしい。そんなことを言葉の通じないルイに告げた。
素性を持たないルイだからこそ、実の息子として一族の繁栄に手伝ってほしいと思い、オグマはルイを迎え入れようとしているのだ。
そう言われても言葉の通じないルイはオグマの手を噛んで逆らった。しかしオグマは子供を甘やかす気は無かった。
肉食のいる待合室に刃物を持たせたルイを放り込み、このピンチを一人で切り抜けてみろ、勇姿を見届けてやる、と声をかけた。
だがルイは肉食に立ち向かうどころか、その刃物を自らの首にあてて命を断つことを選択した。
そんなルイの姿を誇り高いと感じたオグマはすぐにルイを部屋から救いだし、君ならこの世界を変えることができる、と声をかけた。
そして悔しさも悲しみも全て強さに変えるのだ、と言ってルイを抱きしめた。こうしてルイは表世界に出ることになったのだ。
そんな過去の悪夢を見た後、ルイはテムの事件現場に花を添えに行く。ルイはもうこの世にいないテムに向かって、この世界を必ず変えると誓った。
その後ルイは寮に戻ろうとしたが、彼を襲うべく背後に忍び寄るジャガーの姿があった。ここにルイと同じくテムを供養しに来たレゴシが出現。
レゴシはルイが気づかぬような速度でジャガーを捕まえ、ルイが寮へ戻っていくのを見計らってからジャガーに動機を問い詰めた。
ジャガー曰く、ルイが次にビースターの地位に付くのは確実なので、肉食達の中では彼を襲ってしまおうと考えている者がたくさんいるのだという。
草食のルイがビースターになれば肉食の立場が弱くなるのは確実、なのでこのような犯行に及んだらしい。
だがレゴシは「あんなにビースターにふさわしい獣は他にいない」とジャガーに告げ、肉食獣が敵に回っているなら自分がルイを守ると言い切った。
ジャガーを追い返した後レゴシは、ルイが相手ならば自分は片想いで良いと悟り、ハルに気持ちだけでも伝えよう思って話しかけに行くことにした。
だが心の準備ができていないハルは、レゴシが告白しようとすると話を遮ってしまう。それに対しこの気持ちで何かを壊す気はないと言い切るレゴシ。
きちんと自分の気持ちを言いたいから、明日の隕石祭、夕方五時に待ち合わせしようとハルに約束を取り付けるレゴシ。
ハルはそれはそれでしんどいものがある、と思いながらもレゴシの気持ちを汲み取って約束することにした。
ハルは一人になった後、明日に引き延ばしてしまったことを後悔し悩んでしまう。どうすればいいのかと。
だがそんな木に寄りかかって考え込むハルの背後に二匹の肉食獣が。ハルは口を塞がれたまま捕まってしまい、どこかに連れ去られてしまった。
というわけでここまでが「BEASTARS4巻ネタバレ!ルイの秘密の過去と生い立ち」でした。
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