「アンゴルモア元寇合戦記」コミックス1巻の内容ネタバレです。
アンゴルモア元寇合戦記はComicWalkerで連載されている歴史漫画です。2018年夏アニメで放送開始が決まっています。
モンゴル帝国が鎌倉時代の日本を征服しに来るお話で、かなり残虐な描写もあったりと、戦の激しさを生々しく描いている作品です。
今回はそんな「アンゴルモア元寇合戦記」のネタバレ内容を紹介していきます。
※この記事には「アンゴルモア元寇合戦記」1巻のネタバレ内容が記載されています。マンガやアニメを見るよ!という方は閲覧に注意です。
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「アンゴルモア元寇合戦記」の試し読みは?
「アンゴルモア元寇合戦記」は現在9巻まで続いている人気マンガ作品です。
アニメでは原作の内容を元に描かれてはいますが、もっと続きを知りたい方や詳しい内容を知りたい方は原作を読んでみると良いですね。
この記事は以下ネタバレを含むので、原作で内容を知りたい方は無料の試し読みもオススメです。
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「アンゴルモア元寇合戦記」コミックス1巻の内容ネタバレ!
文永十一年十月十日(1274年11月9日)。朽井迅三郎は戦の指揮を執っていたが爆弾により海に落下。
海に沈む迅三郎に白鰐(しろわに)という額に傷のある大魚が「どうした終わりか?」と語りかける。
迅三郎は白鰐が以前から自分のことを笑っているように感じていた。そして話は数日前に遡る。台風の中、役人達は山賊たちを船で流刑島に運んでいた。
いよいよ台風が酷くなってきたこともあり、山賊達は船がひっくり返ったら生きていけないので手枷を外してほしいと頼んでくる。
役人は罪人も一人の人間だと思い、温情で山賊の手枷を外したがこれが失敗。山賊達は船上で暴れだし、役人を斬り、海に突き落としてしまった。
山賊達は自分らが助かる為に船を軽くしようと、他の罪人達を海に落とし始めたのだ。
このままでは自分も落とされてしまうと思い、船で同じように捕まっていた迅三郎は手枷を自力で外し、剣を奪ってその山賊一味を一瞬にして斬り捨てた。
迅三郎の強さは鬼神のごとし。迅三郎は「ギケイ流」という源九郎義経の残した兵法を使う剣の達人であった。
たまたまその船には自称大海賊の鬼剛丸が乗っており、少し前まで鎌倉御家人だったのに罪人になった迅三郎に「落ちぶれたな」と皮肉を言ってくる。
鬼剛丸は以前迅三郎が捕らえた海賊だが、今は生き残るのが優先なので、お互いに協力して台風を乗り切ることに決めた。
船にいる者達全員で協力した結果、船は流刑島である対馬に無事たどり着いた。
船が到着すると島主・宗助国(そうすけくに)の娘・輝日(てるひ)がすぐに出迎えてくる。
輝日はなぜか迅三郎のことや海賊の鬼剛丸の名を知っており、船の役人の不在や流人が半数以下になっていることに触れようともしてこなかった。
迅三郎は怪しく思い輝日に事情を訊いてみると、流人達は日本に迫ってきている蒙古(ムクリ)と戦うために送られてきたらしい。
蒙古、つまりモンゴルの大軍勢が日本を侵略するために押し寄せてくるらしく、今は対馬を狙いに来ているという。
輝日の父は対馬を守る為、戦の役に立ちそうな囚人達をよこすよう鎌倉に要請していた。その結果迅三郎達は流刑になったのだという。
囚人たちは12名。皆突然蒙古と戦えと言われ困惑している。だが集まっている囚人たちは流刑で済むような罪状ではなかっただけに命拾いしたとも言える。
だがその晩、蒙古の兵士たちによって輝日がさらわれてしまう。対馬の武士たちは輝日を探し回り、迅三郎が蒙古の兵士と輝日を見つけ出した。
迅三郎は兵士たちを次々に斬り倒していくが、その内の一人の蒙古兵とだけは斬り合っても決着をつけることができなかった。
迅三郎と兵士はつばぜり合い時にお互いに困惑した。兵士「義経流か?」、迅三郎「何者だ?」、そんな言葉が飛び交った。
兵士は迅三郎に「マタアオウ」と言い残し去って行き、迅三郎にも同門の者と太刀合わせしたような感覚が残ったままだった。
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輝日を救い出せたのも束の間。輝日の部下はついに蒙古が襲来してきたことを報告してくる。蒙古の軍船は九百隻。モンゴル帝国が遂に動き始めたのだ。
対馬の武士達は早速作戦会議を始めたが、その内容はとても呑気なものだった。対馬はツワモノ揃いなので蒙古も素通りするだろう・・・。
などなど理由とならないような理由を並べながら武士たちが戦略を練っていたので、迅三郎はバカバカしいと言い放ち、その後外へ放り出されてしまった。
その後迅三郎は村人達から対馬の情報を聞いて集め、土で対馬の地図を作った。ほとんどが山だが村数も意外と多いらしい。
そこに一人の僧侶が現れ、部下に迅三郎の土の絵図を書き取るよう命じた後、「久しぶりだな。朽井迅三郎殿」と挨拶をしてきた。
僧侶の名は少弐景資(しょうにかげすけ)。その正体は九州の幕府軍を統括する「大将軍」だった。
「異国の軍勢」とはどのようなものか、漠然として想像できないので対馬を調査しに来ているらしい。だが景資の目的は他にもあった。
7日後に対馬に三千の兵を送るので、義経流の兵法遣いである迅三郎に兵を指揮して7日間対馬を守り抜いてほしいのだという。
景資は義経公の愛用していた家宝の腰刀を迅三郎に渡し、対馬を守り抜けば御家人としての復権も取り計らうと言ってくる。
つまり守り抜けなければ蒙古にやられ迅三郎の命はない。都合の良い話だと分かりながらも、迅三郎はあてのない兵士をあてにするハメになった。
夕刻。佐須浦(さすうら)に蒙古戦艦出現の一報が入った。宗助国はすぐに出陣の用意をするが、そこに武装した輝日もついてこようとする。
しかし宗助国は、安徳帝のひ孫である輝日にもっと自分を大事にしろと言って頬をはたいた。
九州の壇ノ浦で源義経と平家との大戦があったが、その時平家方にいた幼き帝が安徳天皇だ。もっとも敗戦時に入水したと噂されている。
宗家は元々平家一門。輝日のことは大事に思いながら、宗助国は佐須浦へ兵を率いて進軍する。
その頃迅三郎は到着していた蒙古軍の数を偵察しに行き、ゆうに千以上の兵士たちが揚がってきているのを確認していた。
宗助国達が向かった先には、蒙古軍の配下にある高麗兵の隊が既に進軍を開始していた。
高麗兵は佐須の村長一族の首を槍に突き刺しており既に臨戦態勢、もはや話し合いに応じる雰囲気ではない。
高麗人である真継男がなぜこのようなことをするのか?と問いかけてみたが、その後高麗兵の弓によって胸を貫かれ倒れてしまった。
高麗兵は問答無用に襲いかかってくる、その事実を知った宗助国たちに迅三郎はもし必要なら自分も加勢する、と告げた。
そんな迅三郎に宗助国は、自分には必要のないもの、そう言って百年前の甲冑を与えた。
遂に宗助国達と高麗兵の激しい戦が始まった。この日の宗助国の姿は「佐須の戦神」と言われ、後々まで土地の人々に伝えられているという。
だが宗助国達は蒙古軍の爆弾に怯み、その後宗助国と右馬次郎という輝日の親族二人は蒙古兵によって命を奪われた。
完全に劣勢と化した対馬の兵達だが、そこに平知盛の来ていた鎧を身にまとった迅三郎が現れる。宗助国に貰った鎧だった。
迅三郎は一瞬で弓を構え迫ってくる高麗兵の頭部に矢を放ち、今が攻め時だと不敵な笑みを浮かべていた。
ここまでがアンゴルモア元寇合戦記1巻の内容ネタバレです。
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