「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(略して”すかすか”)」のラノベ5巻ネタバレです!遂に最終回。

4巻では獣となっていたアルマリアの夢の世界から脱出したヴィレムが、その後自分も獣になってしまうところで物語は終了しました。

その後ヴィレムは何をしているのか、そして一緒にいたネフレンはどうなったのか。気になることが沢山のありますね。

というわけで早速「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」ラノベ5巻のネタバレを紹介していきます!

※この記事には「すかすか」5巻のネタバレ内容がガッツリ記載されています。マンガやアニメを見るよ!という方は閲覧にご注意ください。

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終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(すかすか)は5巻まで続いている人気ラノベ作品です。

コミカライズもされていて、活字が苦手!という方は漫画も出版されています。

アニメでは描ききれなかった部分を知りたい方は、結構違いがあると思いますので原作を読んでみると良いですね。

以下ネタバレを含むので、原作で内容を知りたい方は無料の試し読みもオススメです。

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終末なにしてますか(すかすか)5巻ネタバレ!(前半)

ニルス師匠の正体

 

星々を渡り、後に星神ヴィジトルスと呼ばれることになる一族である彼らは、旅のきっかけも忘れ、星々を訪れては離れていた。

気づいた時には故郷への道も失われており、故郷を諦めて、故郷を模した星を作ることを選んだ。

そんな話をニルス師匠から聞かされたリーリァは、おとぎ話のようだと感じ馬鹿にしている。しかしニルスは嘘ではないと言い切っている。

まず星神は「箱庭」の世界に自分たちの魂を埋葬させたのだという。その後生き残った星神は二人。

一人はリーリァ達がこれから討伐しに行く予定のエルク・ハルクステンで、もう一人がなんとニルス師匠なのだという。

 

エルク・ハルクステンの魂の欠片

 

エルク・ハルクステンに比べるとニルスは全知全能でもないみたいで、故郷も旅路も違うのだという。確かにニルス師匠はめちゃくちゃ強い上に賢い。

真界再想聖歌隊もニルスが作ったのだが、最初は純粋に人類を守るための秘密結社として創設したという。

それが80年経ったくらいで荒んでしまったとニルスは嘆いている。そしてニルスは、リーリァにエルク・ハルクステンの討伐には行くなと忠告した。

エルク・ハルクステンはまだ幼いから、裏で地神のどれかが操っているのではないかと予想する。

ニルスは世界の破滅が近いと言った。破滅を防ぐには星神の魂が必要になるのだという。

魂を正しく加工し、起源呪詛と共に”種”に定着させる知識と技術が必要なのだが、地神たちはエルクの魂など人間には渡せないと考えているのだ。

それならば人類を潰してしまおうというのが地神たちの結論だった。

 

勇者になることが出来る条件

 

しかし呪詛の知識と技術はニルスが持っているし、魂を加工する為の呪術設備も、ある街の地下に建造済みだった。

後は星神の魂があればニルスは食い止めることができるという。

リーリァに討伐に行くなと言ったのは、ニルスが自分の魂の欠片を使おうと思っているからだった。

だがその考えはリーリァに見抜かれ、エルクと戦いにいくことを決意させた。

正規勇者はかつて実在した「典型的な勇者のコピー」であることもリーリァは見抜いている。

かつての勇者のような不幸を持ち合わせていることが、勇者になれる条件であるということ。

リーリァはニルスと一通り話した後、ヴィレムのことを正規勇者なんかにさせないし、そのためだけに明日はエルクを討伐することを誓った。

 

リーリァによるエルクの封印

 

エルクを主として崇めてくれている3人の地神は優しかったが、結界からだけは出させてくれなかった。

やがて地神3人共エルクの元からいなくなってしまい、かなりの時が経過するが、ある日結界の外壁が破られ、目の前にはリーリァがいた。

ボロボロの体でエルクを仕留めにきたのだ。何が起きているのか分からないエルクは、思念で「あなた誰?」と話しかけてみた。

エルクには敵意も何もなかったのだが、星神の力は人間とは比較にならないので、それは攻撃となってリーリァの精神を痛めつけた。

それでもセニオリスを持ったリーリァは攻撃に耐え、エルクの元へ近づいていく。リーリァには守りたい好きな人がいた。それはヴィレムだった。

エルクはそんなリーリァの姿を見て、ただならぬ決意を感じとり、そしてヴィレムのことを語った時の表情を見て、眩しくて憧れを抱いてしまったのだ。

そしてリーリァはセニオリスでエルクの胸を貫き、エルクは長い眠りにつくことになった。

 

エルクの魂の欠片が黄金妖精の正体

 

その後ナヴルテリがエルクの魂を回収し、魂の欠片を作ろうとしたが、魂を粉々に砕くことが出来なかった。

理由はニルスが行方不明になっていたことや、冒険者の襲撃など様々な要因が重なったこと。

結局魂を得ても何もすることが出来ず、世界には獣が生まれ人間は滅びた。

エルクはアルマリアの夢の中で生活していたが、自分の魂の欠片が世界に飛び散り黄金妖精となり、分身のような形で浮遊島で生活していることを知った。

最初は夢のように妖精たちの意識が頭に流れこんできて楽しかった。

しかし、だんだんと兵士として他人に使われている妖精の姿が見えるようになって、不快な気分になっていった。

 

妖精たちの独立した人生

 

段々とエルクと妖精の繋がりも弱くなり、妖精が成長してからでないと、エルクは妖精たちの夢が浮かんでこなくなってしまった。

ある日クトリという妖精が生まれ、ヴィレムという男に恋をし生きるために戦い、その姿を見ている内に自分の憧れたリーリァを重ね合わせるようになった。

エルクはその後も必死で生きているクトリを見てあることを理解した。

それは妖精たちは皆自分の一部かもしれないけれど、それぞれ独立した人生を送り、別の人格を持っているのだと。

そしてエルクはクトリがヴィレムを想いながら、侵食でいなくなるその時までずっと応援しながら見届けた。

 

ネフレンと紅湖伯の出会い

 

ネフレンは疲れて眠っていたが、「壊セ壊セ壊セ壊セ壊セ壊セ壊セ」という衝動が自分の中に湧いていることに気づく。

そんな中、なぜか目の前にいた空魚にネフレンは話しかけられ、ここから脱出した方がよいと助言される。ネフレンは今までのことを思い返した。

あの時ヴィレムと一緒に何か変なものを体に取り込んでしまい、もう助からない状況だったはず。

なのになぜ自分は傷らしい傷もなく生きているのか、とても不思議に思った。辺りにはヴィレムの姿は見当たらない。

目の前の空魚は自分のことを「紅湖伯(コーマインレイク)」、つまり風と雨の恵を司る地神だと名乗った。星神に使えていた従属神で直接の創造神である。

アルマリアが作った結界世界がなくなった時のショックで、行方不明になっているのエレクを、紅湖伯も探しているのだという。

 

獣に近い存在になってしまったネフレン

 

エルクとネフレンは赤の他人ではない、そう紅湖伯が言った瞬間ネフレンは驚いてしまうが、また「壊セ」という衝動がネフレンを襲ってくる。

<月に嘆く最初の獣>の魂魄体がネフレンに入り込んでいるので、純粋な欲望と衝動がネフレンの意識に流れこんでくるのだと紅湖伯は説明する。

ネフレンは人間ではないので、獣になることはないのだという。

しかし獣を一度受け入れているので、もうネフレンの体は獣になることはなくとも、不老不死の存在にはなっている。

ある意味形は獣ではなくとも獣に近い存在になっている。もう浮遊大陸軍には帰れないと思い、寂しい気持ちになった。

 

もうネフレンを襲ってこない獣たち

 

ネフレンが獣に近い存在になったからか、周囲にいる獣たちはもうネフレンのことを襲わない。

もしかしたらこの平穏な姿が獣たちの本来の姿で、平穏を乱す異物の存在を排除しようとする時だけ、全力を出すのではないかとネフレンは思った。

紅湖伯はエルクの気配はとても遠く、もしかしたら浮遊大陸群にいるのかもしれないと言ってくる。

ネフレンは飛べるので、紅湖伯はそこまでいけるか尋ねてくるが、確かに今のネフレンなら疲れ知らずで浮遊大陸群まで飛んでいける。

だが近づいたらラーントルクやアイセアが出撃してくるかもしれないと思うと、そんな気にはなれなかった。ところでヴィレムは何をしているのか。

きっと獣になっているのかもしれないけど、ネフレンはそれでもヴィレムに会いたいと思った。

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獣となったヴィレムの前にニルスが現れる

 

小さな浮遊石がある軍用艇に衝突した。飛空艇内の貨物室には結界が張られており、その中には獣となったヴィレムがいた。

本来なら浮遊石がぶつかった程度の衝撃ではどうなるものでもないが、軍用艇の中の結界に影響が出てしまい、後部が三分の一程消滅し、飛空艇は墜落した。

炎上する飛空艇から少し離れたところに、ヴィレムはいた。這いずりながら進んでいたが、そこに少女を背負ったニルスが現れる。

獣となり正常な意識を保てないヴィレムを見て、「最後にお前だけは俺の手で眠らせてやるさ」と意味深なことを言ってヴィレムの額に手を触れた。

ニルスが何か命じるように呟いた後、ヴィレムの意識は途切れた。

 

今後は暫く平和であることが分かっている

 

クトリ、ネフレン、ヴィレムの3人がいなくなってからというもの、浮遊大陸群は獣の襲撃もなく平和だった。

もう数年は敵からの攻撃はないことが予見によって分かっている、そうライムスキンはナイグラートに告げる。

その報告を聞いてナイグラートが喜んだのも束の間、そうなると妖精兵の必要性を唱える者が多く出てくる。

元々黄金妖精と遺跡兵装を組み合わせた決戦兵器を否定している者も多かった。

構造も理屈も分からない人間族の残した力を利用し、子供の姿をした妖精への嫌悪など、色々な価値観が渦巻いている。

それでも今まで妖精兵が必要とされていたのは、戦力として重要であったからだ。だが平和になると妖精兵は必要なくなる。

 

平和になった後の妖精の扱い

 

妖精たちは放っておくと強力で不安定な爆弾のような存在なので、何かしらの処分が必要になる。

ある商団は妖精を所有して軍事力を誇示したいと考えるし、政治的に活用したいと思っている権力者もいる。今後どのような扱いをされていくのかは不明。

グリックたちは<最初の獣>が地上からいなくなった事に気づき、再度地上を偵察しに行った。

街の遺跡はあったが、近くに野営の形跡があったことから、自分たち意外の誰かがいたのではないかと疑っている。

少しばかり探索しているとグリックは立っているネフレンを双眼鏡で見かけた。

 

遺跡周辺の獣を回収したエルビス集商国

 

グリックとネフレンは合流し、その後バロニ=マキシ一位武官から重要な情報が伝えられた。

地上で見た野営はエルビス集商国の国防空軍のもので、エルビス集商国が遺跡の近くにいた獣を回収し、浮遊大陸群に持ち込んだのだという。

理由はエルビス集商国が、護翼軍に代わって大陸を護るという存在になる為。

今護翼軍は<六番目の獣>と率先して戦い、妖精兵を所有し、浮遊大陸軍の守護者となっている。そういった立ち位置を奪いたいと思っているということ。

そして地上から獣を持ち帰る技術を持っているエルビス集商国に対し、グリックもネフレンも驚きを隠せない。

きっと旧ゴマグ市跡にいた獣をエルビス集商国が連れ帰ったのなら、ヴィレムはエルビス集商国のどこかにいるはずだとバロニは予想する。

すぐにネフレンは探そうとするが、エルビス集商国はとても広い。ネフレンが探すよりも、自分たち護翼軍の調査報告を待った方がよいとバロニは言った。

 

ナイグラートの引き抜き

 

その頃ナイグラートの元にエルビス集商国の手先の者たちが訪れてくる。

長いこと妖精兵を飼いならしたナイグラートをエリートだと見込んで、自分たちの仲間へ引き抜こうとしにきていた。その件を断るナイグラート。

敵はすぐにナイグラートを襲ったが、ナイグラートは喰人鬼なので半端じゃない強さで、あっという間に手先の者たちを返り討ちにしてしまう。

その後ライムスキンがナイグラートの元へ訪れてくる。理由は告げなかったが、コルナディールチェ市に剣を持つ妖精兵全員を連れて来いという内容だった。

ライムスキンも現地で待っているらしい。

ナイグラートは内容を把握していないが、ライムスキンが何かを判断したのだろうと思って信用し、コルナディールチェ市に向かうことにした。

 

ニルスによる記憶と人格の封印

 

ヴィレムは意識を取り戻した。記憶と人格には獣が巣食っている為、ニルスが記憶にフタをしてくれている。

本人も今自分が記憶喪失であることを把握しているし、目の前にいるニルス師匠とエルクの二人を見てもヴィレムは覚えていない。

しかし救ってもらったことは確かなので、ヴィレムはニルスにお礼を言い、その後ニルスはまたどこかへ出かけていった。

ヴィレムの右目は獣化した影響で金色に輝いている。結局その後ニルスがいつ戻ってくるか分からない状況となってしまった。

ヴィレムは残されたエルクと一緒に暮らしていかなくてはならなくなったが、今泊まっている宿の店主アルタルトスに宿代をを請求される。

ヴィレムは当然お金を持っていないので、アルタルトスから仕事を斡旋してもらうことにした。しかし、ここまでの流れもニルスは計算していたようだった。

 

妖精兵を突然集めた理由

 

ナイグラートたちは妖精兵を連れてコルナディールチェ市に向かった。

到着してからナイグラートは、ライムスキン、ドリオ市長、バロニ、スウォン、ネフレンと顔合わせする。

ナイグラートは生きているネフレンを見て、驚愕した様子。バロニは、ネフレンは獣の汚染を受け心身ともに変質した別の何かだとナイグラートに説明する。

<六番目の獣>が著しく減り、浮遊島への来襲が減ったのは、クトリがかなりの数の<六番目の獣>を討伐した結果だとバロニは言う。

この状況はある程度の諜報能力を持つ浮遊大陸群の組織には広まっており、暫く平和である今こそ対<獣>の戦略を立て直す時なのではないかと考えている。

実は半月程前にこの街に飛空艇が墜落したのだが、それはエルビス国防空軍が非公式に所持していた地上調査艇だった。

貨物室には獣を運んでいた形跡があり、今も浮遊大陸群にその獣が潜んでいるのかは分からないが、有事に備えて聖剣を使える妖精兵を集めたのだという。

その話を聞いてナイグラートは驚愕しながらも、妖精兵を集めた今の状況を理解した。

 

スウォンとの遭遇

 

アルタルトスの宿でマッサージ師としてヴィレムは働いていた。

エルクと一緒に生活し、エルクがやけに自分のことを知っていることが気になってはいたが、ヴィレムは今の和やかな日々に満足していた。

その頃ナイグラートのはからいで、戦いの前に妖精たちに自由時間が与えられた。

この機会にアイセアやラーントルクは、叡智が沢山つまっている場所であるコルナディールチェ市の中央図書館を訪れた。

アイセアは自分たち黄金妖精とは一体どのような存在なのか、以前から気になっていたので大量の本と格闘している。

ラーントルクは少し休憩に外へ出たが、そこでスウォンと遭遇する。

ラーントルクも黄金妖精について調べていたのだが、目の前の老人が大賢者スウォンであることを知らない。

 

星神による人間の作り方

 

スウォンが自分のことを見て黄金妖精だと知っているようなので、黄金妖精とは何なのかラーントルクは質問してみた。

「遥か昔、星神ヴィジトルスたちは地神に命じ、人間という種をつくった」と語り始めるスウォン。

星神がこの世界に来た時、唯一の生物種である<原始の獣>が存在していた。その獣を自分たちの魂でくるみこみ、強制的に自分たちに似た姿に書き換えた

それが人間であるという。しかしその後人間は増えすぎてしまい、今度は星神の魂が足りなくなってきた。

そうなるとバランスが崩れ、人間の内側にいる獣が解き放たれてしまうのだという。

獣が解き放たれては人類が滅びてしまうので、その時生き残っていた星神の一人を勇者が討伐し魂を奪ったが、魂を砕くことに失敗した。

そして人間はそのまま獣へと変化し、破滅の時が訪れたのだという。そして黄金妖精とは何なのか。それは星神の魂の欠片だった。

それを知ったラーントルクは、実際に答えを得るとなんだか虚しくなってしまった。