yakumo

月刊少年マガジンでついに10年の刻(笑)を経て連載が開始した修羅の刻。

実は個人的には、本編である修羅の門より修羅の刻の方が好きだったりします。何より歴史の陰に歴代陸奥の存在が隠れている設定は、感動もあり非常に面白かったです。

そんな一子相伝の陸奥の歴史を、今回は自分勝手にまとめてみることにしました。笑

更には陸奥と深い関係のある不破に関しても紹介します。さて、あなたはどの陸奥が好きですか??

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歴代陸奥圓明流!時系列で紹介!

まずは今までの歴代陸奥を刊行された順番ではなく、歴史が分かるように時系列で紹介していきましょう。

陸奥は必ずどの時代でも偉人と深い関係があり、時に暗躍していることも多々あります。

またいつでも強者との関わりがあり、激闘を繰り広げる因縁もあります。

まずは設定が分かればもっと面白く読める事間違いなし!

それでは行きましょう。

 

 9代目陸奥・鬼一(きいち)

時代:平安

偉人:源義経

強敵:弁慶

弁慶を軽々手玉にとるイメージの牛若丸は、源義経がモデルと言われています。しかしこのストーリーでは弁慶と実際に戦うのは陸奥鬼一です。鬼一は陸奥の中では寡黙で時代相応なイメージがあります。

だいたい陸奥はひょうひょうとしているキャラが多いので。笑

妹が義経と結ばれるストーリーですが、良い兄貴といった一面も見せる鬼一です。人の為に動く陸奥といった感じで、圧倒的強さを誇る弁慶と戦うことに喜びを感じていたり、最後には義経の身代わりになり生涯を閉じるなど、決断力があるというか何というか、生に執着がないようなイメージがありました。汗

修羅の刻の中で一番古い時代の陸奥です。

 

 26代目陸奥・狛彦(こまひこ)

時代:戦国

偉人:織田信長

強敵:雑賀孫一

狛彦は歴史の中では信長と敵対する関係になる陸奥であり、双子の兄・虎彦は信長側に付くという複雑なストーリーになっています。二人が信長の為に動いていた時代に雑賀孫一と戦っており、戦後良い宿敵であった雑賀孫一を無残なさらし者にした信長を理解出来ず、狛彦だけ信長から離れます。

陸奥伝承者は各時代に一人だけしか名乗ることは出来ません。信長についた虎彦と最後は死闘を繰り広げ、雑賀孫一という恐怖を覚えるほどの相手と戦った経験のある狛彦が、僅差で虎彦を破り、正式な伝承者を言い渡される。

その後陸奥を告げなかった虎彦は、新たな名を父辰巳に名付けられ「不破」と名乗るようになります。ここで今後のストーリーと大きく関係している陸奥・不破の関係性の原点が生まれるんですね。

その後の陸奥に27代目・八雲がいます。ということで、八雲の親父が狛彦ということになりますね。原作を知っている方は、狛彦から八雲のような明るい性格が生まれることに違和感を覚える方は多いはず。笑

 

 27代目陸奥・八雲

時代:江戸

偉人:特になし

強敵:宮本武蔵

先ほども説明した通り、狛彦の息子の八雲です。今作は有名な偉人との深い関わりはなく、強敵との関係のみになります。

まさにTHE陸奥みたいな雰囲気のキャラで、修羅の門本編の九十九に似た雰囲気で描かれているように感じますね。旅をしていた詩織の用心棒という設定でしたが、宮本武蔵と戦うのは本当に最後の最後でした。

陸奥は無手で戦うのを原則としている為、宮本武蔵とも無手で戦いましたが、最後短剣で武蔵の一撃を受け止めた為、引き分けとしているらしいです。しかしその前に、陸奥がなぜ短剣を持ち歩いていたのか・・・・というところにツッコミをせずにはいられません。その答えは、伝承者の証とのことです。

八雲が27代目なので、次の28代目陸奥・天斗(たかと)は息子にあたります。

 

 28代目陸奥・天斗(たかと)

時代:江戸

偉人:なし

強敵:柳生十兵衛

なぜか常に片目をつぶっている天斗。

この物語は宮本武蔵編ではまだ幼い子供だった、伊織も登場しています。とにかく柳生十兵衛が圧倒的な強さの為、伊織が目立たなかったですが、甘さをなくせば匹敵する力を持っていたとも言われています。

実は天斗も柳生十兵衛も、普段は片目を見えないようにしているだけで、本気の相手には両目を開き戦っています。この作品では柳生十兵衛は特に「危ない奴」といった感じで、無双感を漂わせています。笑

しかし一度天斗に負けてから、その後も天斗と戦うことに喜びを感じているようで、物語巻末では最後は天斗との戦いの果てに生涯を果てた描写がありました。

 

 33~35代目陸奥
左近(さこん)
葉月(はづき)
兵衛(ひょうえ)

先ほどの天斗が陸奥28代目・寛永11年の話で、西暦では1634年。

その後修羅の刻では36代目の出海の話がありますが、その間は空白になっています。この雷電編は空白の29~35代目のどれかにあたることになります。

実際に陸奥左近が若き日の雷電と戦い、その後雷電と左近の娘・葉月が戦い、その20年後葉月の息子・兵衛が雷電と戦っています。丁度雷電と兵衛が戦ったのが文政8年、西暦で1825年らしいので、36代目・出海を起点に考えると兵衛が親父です。

ということで

❖ 33代目陸奥・左近

❖ 34代目陸奥・不明(葉月が陸奥を名乗れる資格を得たのかは明らかではありません。)

❖ 35代目陸奥・兵衛

ということになりますね。

この話は結構謎が多く、兵衛の親父が誰なのか、そして葉月は陸奥なのかどうかもあやふやで、息子の兵衛が陸奥ということはどういう設定なのか?(兵衛も自分の父を知らない)色々考えてしまいますね。

そしてシナリオですが、雷電が何十年に渡り陸奥との再戦を生きがいに、自分を磨き続けていることに感慨深いものがありました。

 

 36代目陸奥・出海(いずみ)

時代:江戸

偉人:坂本龍馬

強敵:坂本龍馬・土方歳三・沖田総司

この出海の話は、個人的に修羅の刻の中で一番好きな話ですね。

やはり幕末というだけあり、激動の時代なので物語の動きが大きいです。陸奥は誰かと友人になるような設定は少ないのですが、坂本龍馬と出海には友情が芽生えていました。坂本龍馬がいなくなってからの出海の喪失感は、格闘が強いだけの男ではないことを思わせました。笑

また沖田総司の病気がなかったらどれだけの強敵だったかの天才性。土方のストイックな性格と戦闘力。そして最後まで圧倒的な強さをひけらかさなかった坂本龍馬は、世間の思い描いている器の大きい龍馬だったのではないかと思います。

さらに出海は、次の天平の親父としても登場しています。

 

 陸奥雷(むつあずま)

陸奥雷は正式には陸奥ではないです。

理由は出海の弟であり、出海が陸奥の名をついだことによります。

ただ陸奥を継がないのは弟だからや、実力がないということではなく、単純に優しい性格で性分にあっていなかったことがうかがえます。

恐らくは出海と同等の強さを持っていたのではないかと思います。

雷編は修羅の刻唯一の海外でのお話しで、アメリカのインディアンとの関わりを描いています。

後々雷の訪れた場所に九十九も訪れていて、雷と関わりのあった少女・ニルチッイと対面しています。

これは修羅の刻を読んでいると胸の熱くなるシーンで、何より可愛いニルチッイが、100歳超えてなお生きていたことに感動しました。

 

✔ 37代目陸奥・天平(てんぺい)

時代:明治

偉人:なし

強敵:西郷四郎

出海の息子の天平。

西郷四郎とはまだ天平が幼い頃に出会っていますが、幼いながらに陸奥の技を放った天平を一目見ただけで、西郷四郎の中の強い相手を求める本能は触発されます。

その後天平が青年になってから戦うわけですが、その時は既に出海はおっさんということで、正式な伝承者・天平と西郷四郎を戦わせることになるんですね。

西郷四朗の有名な必殺技・山嵐なども炸裂し、正直修羅の刻の中では陸奥をかなり追い詰めたキャラだと思うのですが、そこは設定上超僅差で陸奥が勝つんですよね。笑

この西郷四郎編から、修羅の門でも深く関わりの出てくる、ケンシン・マエダとの関係も見えてくるようになります。

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✔ 39代目陸奥・真玄(しんげん)
✔ 40代目陸奥・九十九(つくも)

これはもう修羅の門になるので、多くの方がご存知かもしれませんが、九十九は40代目です。

天平が37代目なので、真玄の上の38代目は明かされていませんね。

修羅の門では作中最強だったケンシン・マエダが若き頃に会いにいった陸奥が真玄でした。

ただその時既に真玄は老いていたため、戦うことは出来ず、修羅の門・第弐門で九十九とケンシン・マエダがたち合うことになります。

この時既に昭和編の現とケンシン・マエダは知り合っていて、それが2015年現在に連載開始した修羅の刻昭和編の物語となっています。

 

不破の誕生

初めて不破の名が出てきたのは、修羅の門の初期に九十九が出場した大会で、不破北斗と対戦した時ですね。

まだその時は不破という一族の全容は明かされていませんでした。

しかしそれらも修羅の刻では派生の秘密が明かされています。

 

狛彦と虎彦

先ほどの歴代陸奥の紹介でも名前の出てきた、26代目陸奥・狛彦(こまひこ)は幼少から双子の兄弟の虎彦とずっと一緒に行動していました。

実力も考え方も同じ。

両方とも陸奥の器なわけですが、陸奥の名を語れるものは一代で一人のみ。

狛彦&虎彦の親父・25代目陸奥・辰巳はまだ青年だった信長と会っており、その時に信長の妹と知り合い、辰巳はなりゆきで妻にするんですよね。

そういった関係から、狛彦&虎彦にとって信長は伯父。

信長の天下取りの為に、二人は影ながら助成していたんです。

しかし信長の野望(ゲームじゃないですよ。笑)は果てしなく、少し卑劣な手段に対して理解出来ない狛彦と、それでもなお信長を助けようとする虎彦の気持ちは少しずつすれ違っていきます。

結局信長の戦をことごとく邪魔をしていた雑賀孫一は超強敵で、狛彦も戦いましたが、本当に僅差で孫一に勝つことが出来ました。

その戦いは狛彦にとって初めて恐怖を覚える程の戦闘であり、自身の経験値として相当に得られるものがあったのです。

すれ違いあっていた二人も、遂に信長を攻める側・守る側の激闘を繰り広げる時が来ました。

それでなくとも、いずれ陸奥の名をかけて戦う時はきます。

互角の二人にも、少しずつ均衡が崩れ始めていきます。

それは狛彦は雑賀孫一との戦いで、虎彦よりも少しだけ強くなっていたことでした。

狛彦は虎彦を倒し、辰巳より陸奥の名を受け継ぎます。

一方敗れた虎彦は辰巳により不破の名を貰い、陸奥から派生した一族の初代として生きることになるのでした。

 

歴代不破

現在不破として登場しているのが

❖ 不破虎彦(とらひこ)

❖ 不破北斗(ほくと)

❖ 不破現(うつつ)

この3人。

そして北斗の先代・幻斎の名前も登場しており、現曰く不破は北斗もいないし、自分も伝承者ではないので、不破はもう無いということらしいです。

一応九十九は陸奥圓明流史上歴代最強伝承者と言われており、その父が不破現。母は陸奥静流。

これにより陸奥と不破は血の繋がり的にも再び統一され、正式に陸奥のみになったということですね。

ちなみに九十九は現が父親ということは未だに知らないですし、先代は陸奥真玄ですがおじいちゃんにあたるので、伝承者継承までかなり空きがありますね。

現在連載中の修羅の刻・昭和編の最新話はこちらから。

>>修羅の刻昭和編5話最終回ネタバレ!嫁にはならず20年後の約束

 

まとめ

このように歴代で家系をまとめてみると、かなりの歴史があり全てが伝えきれません。汗

ただ一つ言わせてください!

川原正敏先生!初代陸奥の話を書いてください!笑

初代陸奥の話は本当に修羅の門・修羅の刻ファンなら物凄い興味深い話になりますよ。

それこそ、海皇紀並みに長連載しても大丈夫なので、是非お願いします。笑

まずは今の昭和編をじっくり読んで、今後の展開を一つずつ期待していきましょう!

それでは以上「修羅の刻の歴代陸奥と不破まとめ!家系や繋がりなど関係性も」でした。