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2013年9月からガンガンONLINEにて連載され、妖怪を題材として人気を集めた作品『不機嫌なモノノケ庵』。

2016年7月からアニメ放送が開始し、なかなか面白いなぁ・・・と感じているこの頃。原作からアニメのあらすじをネタバレしていきたいと思います。

※この記事はかなりガッツリネタバレしています。アニメを楽しみにしているよ!という方は閲覧にお気をつけください。

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不機嫌なモノノケ庵ってどんな作品?

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主な登場人物は2人。ひょんなことから物怪庵でバイトをすることになった芦屋花繪(あしやはなえ)と、物怪庵二代目主の安倍晴齋(あべのはるいつき)です。

素直な性格のトラブルメーカー芦屋とクールで妖怪想いの安倍が、現世にいる物怪たちの悩みを解決し、隠世へと祓っていく物語。

それではさっそく、巻ごとの詳しいネタバレに参りましょう。

 

不機嫌なモノノケ庵の1巻ネタバレ

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出典:不機嫌なモノノケ庵1巻

安倍晴齋&モジャとの出会い

 

物語は、芦屋が汚れたぬいぐるみと間違えて拾ったモジャモジャが妖怪だった、ところから始まる。

妖怪に憑かれたせいで体調を崩し、入学式以来保健室登校の芦屋だが、そこで「物怪庵求人広告」を見つけ、妖怪を払ってくれる可能性を感じ電話をかけた。

電話口で指示されるまま、保健室の扉を開けた先にあったのは物怪庵という茶室。そこに着物姿の安倍が登場し、安倍は芦屋の名字を聞き、妖怪祓いの依頼を了承。

安倍は芦屋という苗字を聞いた時に、何か気付いたことがある様子。芦屋の苗字についてはまだ作中でも触れられていない。

妖怪はふつう現世の人間には見えないため、モジャモジャの妖怪は自分を「見て」くれた芦屋にとり憑き、もう一人になるまいとしがみついてた。モジャの気持ちを安倍から聞いた芦屋はモジャと屋上で遊び、「一緒に遊びたい」というモジャの願いを叶えて隠世へ祓う。

一件落着、と思いきや、安倍は芦屋に、妖怪を祓ったお代として百万怨(隠世の通貨)を要求。こうしてできた借金を返すため、芦屋は物怪庵でバイトをすることになる。

 

妖怪ギギギとミツチグラ

 

実は同じクラスだった2人。「俺が命令した妖怪以外は見えないフリをしろ」という安倍の言葉に反した芦屋は、「ギギギ」と鳴く妖怪たちに憑かれてしまう。

芦屋に憑いた小さいギギギの妖怪たちには親がいた。現世に寄生樹という根が張ってしまい動けなくなっていたところ、安倍が副作用が危険だけれどよく効く薬を飲ませ、根を断ちきったおかげで親子とも隠世へ祓うことができた。

ギギギの親に使用した薬は使用後激痛が走り、耐えられず他界する者もいるほどの薬。しかしギギギの親を縛る寄生樹を弱らせる効果がある。

そして場面は変わり、別の日。ミツチグラという無表情な(土偶のような顔)妖怪が物怪庵へやってきた。無表情の妖怪が感情を表すために必要な面の1つ、笑面(わらいめん)を見つけてほしいという依頼だった。

人間に憑いているであろう笑面は、泣き顔を見せることで外れるようになる、ということで泣き役に任命されたのが感情豊かな芦屋。ここで次巻へ続く。

1巻のまとめ
  • 芦屋と安倍が出会う
  • モジャを隠世へ祓う
  • ギギギを隠世へ祓う
  • ミツチグラの依頼を受ける
  • 安倍はなぜか芦屋という苗字に妙な反応をした

 

不機嫌なモノノケ庵の2巻ネタバレ

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出典:不機嫌なモノノケ庵2巻

笑面を無事回収

 

笑面を見つけるため、物怪庵の扉を使って青流寺へやって来た芦屋。そこで出会ったのは藤原禅子(ふじわらぜんこ)という芦屋たちと同じ高校1年生の少女。

笑面にとり憑かれていたのは禅子のお父さん。笑面を外すため禅子のお父さんに泣き顔を見せようとする芦屋ですが、なかなかうまくいかず、ここで、禅子の回想シーンへ

寺を継ぎたいという禅子に、「娘のお前に任せたくない」と言う父。禅子は自分が女だから継がせたくないと言われたのだと傷つく。

ちなみに禅子の父は超の付く過保護。娘に悪い虫が寄り付かないように、男性との交友関係には特にうるさい。

しかし芦屋と話をするうち、寺を継がせたくない理由は「女だから」ではなく「自分の子供にお寺を継がせることを背負わせたくないから」だと知り、父が自分のために言ってくれた言葉なのだと涙を零す。

禅子の泣き顔を見た禅子父から笑面が外れたところで、押し入れの戸と繋がった物怪庵から安倍がやってきて芦屋を回収し、ミツチグラへ笑面を返して一件落着。

 

モジャと隠世で再会

 

物怪庵に帰ってきた芦屋だが、物怪庵での仕事についてもっと勉強するため、安倍と一緒に隠世にある鬼薬堂(きやくどう)へと薬を買いに行くことに。隠世の鬼薬堂にいたのは妖怪のコウラとシズク。

薬が出来上がるのを待つ間、鬼薬堂の手伝いをすることになった芦屋と安倍だが、店の中でふと1人になった時、芦屋は1巻で登場したモジャ似の妖怪を見つけ、外へ飛び出してしまう。

しかしそれはモジャではなく、どこかの店の商品を盗んだ野良動物だった。芦屋は盗人と勘違いされトラブルに巻き込まれ、そこをぎりぎりの場面で救ってくれたのが本物のモジャだった。ここで次巻へ続きます。

2巻のまとめ
  • 禅子と出会う
  • ミツチグラに笑面を返す
  • 芦屋は初の隠世へ行く
  • モジャに再会する

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不機嫌なモノノケ庵の3巻ネタバレ

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出典:不機嫌なモノノケ庵3巻

おばあさんの指輪探し

 

芦屋を盗人と勘違いした店主が、芦屋をかばうモジャを仲間だと思い込み、モジャに怪我を負わせ、それを見て怒る芦屋だが、追いかけてきた安倍が現れて仲介に入り一件落着。

隠り世では物怪庵はなぜかとても恐れられている。芦屋を盗人と勘違いした店主や町の人々も物怪庵を異質なものと捉えている様子。

その後、隠世社会を統制する3人の権力者のうちの1人、立法にも芦屋(とモジャ)が物怪庵のバイトであることを認められ、無事物怪庵へ帰ってくる。そして次の依頼は、おばあさんの指輪を見つけて届けるというもの。

すでに他界したおばあさんの夫(マンジロウ)からの依頼で、安倍とマンジロウでは何度か探しても指輪は見つからずだが、金属系の物を探すのが得意な芦屋の手によってすぐに見つかる。

無事おばあさんに指輪を返し、マンジロウに頼まれたことも伝えた芦屋たち。マンジロウの依頼は一件落着だが、楽しそうな芦屋たちの横で、安倍が背後に不穏な気配を感じ、振り返ったところで次巻に続きます。

3巻のまとめ
  • 立法に芦屋とモジャが物怪庵のバイトであることを認められる
  • マンジロウの依頼通り、おばあさんに指輪を返す
  • 最後に何者かの気配を感じた安倍

 

不機嫌なモノノケ庵の4巻ネタバレ

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出典:不機嫌なモノノケ庵4巻

妖狐ヤヒコと初代物怪庵の主の噂

 

実は安倍、芦屋と同じ高校だった禅子。最近になって禅子の手首に不思議な模様が浮き出てきて、それはどうやら妖怪に噛まれてついたと判明。そこで登場するのが、3巻の最後に出てきた不穏な妖怪で、その正体は妖狐。

安倍のことを知っているらしい狐は、隠れんぼをしようと安倍、芦屋、禅子の3人を誘い、3人が勝ったら痣を消すと条件を出す。

そしてその日夜中まで墓地で隠れんぼをしているうちに安倍は、その狐が物怪庵の奉公人(バイト)だった頃に出会った妖怪「ヤヒコ」であることを思い出す。そしてヤヒコはある噂を聞いたと安倍に問いかけた。

その内容は「物怪庵の主の座が欲しくて自分の主(アオイ)を他界させたという噂は本当か?」というもの。

実は1巻から、物怪庵の元主の話は出ており、この噂はちらちらと読者にほのめかされています

安倍はその噂をはっきり否定し疑いを解き、ヤヒコは禅子の痣を消して一件落着。

 

ジョウマツと惚れっぽいアンモ姫

 

場面は変わり、また別の日。芦屋が道を歩いていると、ジョウマツという鳥のような妖怪と出会う。

ジョウマツはモノノケ庵を探して歩いており、惚れっぽい妖怪アンモ姫(ジョウマツは姫様と呼んでいます)のために、隠世へ行きたいと芦屋に依頼する。ちなみにジョウマツは姫が好き。

アンモ姫が恋する相手は全て現世にいて、現世にいる者は姫を見ることができないので常に恋は破滅。そして翌日芦屋はジョウマツに案内され公園へ行き、失恋して殻に閉じこもっているアンモ姫を説得。

苦心して姫を外へ出すことに成功し、ジョウマツのアンモ姫への恋心も実ったかな、というところで安倍出現。惚れっぽいアンモ姫は今度は安倍に惹かれてしまった。

これから話が膨らみそう、というところで次巻へ。

4巻のまとめ
  • 禅子の手の痣はヤヒコの仕業
  • 安倍は初代物怪庵の主を手にかけてはいない
  • ジョウマツとアンモ姫を隠世へ祓うと依頼を受ける

 

不機嫌なモノノケ庵の5巻ネタバレ

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出典:不機嫌なモノノケ庵5巻

人間からの依頼

前巻の巻末おまけでジョウマツさんとアンモ姫を無事祓い終えた芦屋と安倍。

次の仕事は人間からの依頼だった。依頼者の屋敷へ行ってみると、怪奇現象好きな女の子と厳しい目つきの母親が。

母親は芦屋を呼び止め、「妖怪祓い」に疑いの目を向ける。

非科学的なことは信じられないと詰め寄る母親に芦屋は必死で説明するが、母親は「こんな仕事してあんな人(安倍)と一緒にいると人生を踏み外すわよ?」と冷たく助言する。

落ち込んだ芦屋だったが、物怪庵に帰ると以前祓ったマンジロウ(3巻参照)が遊びに来ていた。楽しそうなマンジロウの様子を見て、芦屋は妖怪のために奉公人を頑張ろうと前向きになる。

 

畑から離れられないノボウ

禅子に電話で呼ばれた芦屋・安倍が禅子の寺へ向かうと、ヤヒコが巨大化していた。ヤヒコが食べたジャガイモ(に付着した土)から妖怪のにおいがしたため、ジャガイモを収穫した畑へ向かうことに。

ヤヒコの巨大化
ヤヒコ=禅子へ迷惑をかけた反省のため、禅子の実家・青流寺の手伝いをしている(4巻)
巨大化=妖怪は不安事などがあると巨大化する場合があるが、この場合はヤヒコの不安事ではなく、畑の泥(ノボウの不安)が原因

 

安倍と芦屋の二人で畑の中へ入っていき、ノボウという名の妖怪を見つける。

畑の外へ出られない、隠世へ祓ってほしいと言うノボウ。しかし芦屋が抱きかかえて外へ運ぼうとしても、安倍が畑の中で隠世の扉を開こうとしてもうまくいかない。

原因はノボウ自身の呪縛にあった。

ノボウと、ノボウの友人だったカカシは二人で畑を守っていたが、ある日人間が煙草をポイ捨てしたことによって火事が起きてしまい、ノボウはぎりぎりの場面でカカシを助けられず自分だけ生き残ってしまう。

ノボウはこの罪悪感から自分自身を畑に縛り付けていた。

畑から出られない理由を知ったノボウは自分の呪縛を乗り越え、自力で畑を脱出する。
ノボウを隠世へ祓うとヤヒコも普通の大きさへ戻り、一件落着。

 

目が見えない妖怪

物怪庵へやって来た新しい妖怪の名は、猪柄嶽夕日滝翁神(通称:翁)。目の見えない妖怪トモリを隠世へ祓ってほしいという依頼だった。

視力
妖怪が見える人間から視力をもらうことで目が見えるようになる(視力をかした人間も二~三日で元に戻るが、その間は妖怪が見えなくなる)

 

芦屋は隠世へ行く前にもう一度現世を見たいというトモリに視力をかして、隠世へと祓う。

しかし五日経っても芦屋の視力は戻らず、安倍に「別のバイト雇うからお前はやめろ」と言われてしまう。

5巻のまとめ
  • 人間から妖怪祓いの依頼
  • 自力で畑から脱出したノボウを隠世へ祓う
  • 芦屋がトモリへ視力をかし、妖怪が見えなくなる

 

不機嫌なモノノケ庵の6巻ネタバレ

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出典:不機嫌なモノノケ庵6巻

安倍の本音

友達のフッシー・サガに部活や他のバイトを探してみてはと提案される芦屋。しかし芦屋は、妖怪がいると知った以上、もう一度視力を取り戻して物怪庵で働きたいと思っていた。

そして安倍も、芦屋を辞めさせるつもりはなかった。隠世へ行ってトモリに話を聞くと「視力は必ず戻るが、焦る状況でないから戻りがゆっくりなのかもしれない」と言われたため、「やめろ」という言葉で芦屋を煽ったのだった。

 

芦屋の視力が回復

次の日の放課後、ヤヒコに噛んでもらえば視力が戻るのではと思いついた芦屋は禅子に頼みに行くが、ヤヒコは昨日安倍の仕事を手伝いに行ってから帰って来ていないと言われる。

その日安倍は欠席していたため、行方不明になったのではと心配した芦屋は翁の寺(禅子から聞いたヤヒコの行き先)へ向かう。

翁が持っている葉っぱで寺の中へと導かれた芦屋は必死で妖怪たちの姿を見ようとするが、耳のついた影に驚かされたショックで気絶してしまう。

影の正体はヤヒコだった。気絶から目覚めると芦屋の視力は戻っており、ヤヒコの言葉で安倍が芦屋の視力を戻すために煽ったことを知る。そして正式に物怪庵のバイトに復帰することに。

一週間寂しい思いをしていたモジャとも一晩芦屋の家で遊び倒し、一件落着。

6巻のまとめ
  • 安倍を心配した芦屋が翁の寺へ
  • 芦屋の視力回復

 

※以上で6巻の前半部分までのネタバレですが、ストーリーを考えるとアニメはおそらくここまで。7巻は9月下旬に発売予定です。

 

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芦屋についての考察

 

>>不機嫌なモノノケ庵の芦屋花繪の正体は?名前についても考察

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安倍が芦屋の名字に反応した、金属系のものを探すのが上手い、など気になるシーンを挙げ、安倍との関係も考察しています。原作&アニメを見て気になった方はぜひ!

 

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まとめ

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出典:不機嫌なモノノケ庵3巻

ざっとあらすじはこんな感じ。物怪庵は人間のためではなく、妖怪のために妖怪を祓っています。ここが妖怪物と聞いて思い浮かべるホラー系と違うところで、『不機嫌なモノノケ庵』の最大の魅力だと思います。

基本的には妖怪が登場し、祓い、登場し、祓い、という繰り返しなのですが、出会った妖怪たちと絆を築いていくので、一話だけの登場ではなく仲間になっていくことも。

それほどシリアスな展開にならずテンポよく進んでいくので、気軽に見て癒されるようなアニメになっているのではないでしょうか。妖怪たちも可愛くなりすぎず怖くなりすぎず、絶妙に魅力のある見た目をしています。気になっている方は必見。

というわけで以上「アニメ不機嫌なモノノケ庵を原作あらすじからネタバレ!」でした。