小説「DIVE(ダイブ)」のアニメネタバレです。今回は下巻をメインに紹介します。

上巻では、なぜか次期オリンピックの日本代表が早々に決められてしまう、という意外な展開があり、そこで終わりました。

要一は日本代表に選ばれたけれど、知季や飛沫は今後どうなってしまうのか?

そこで今回はその「DIVE」の内容を、原作小説から内容紹介したいと思います。今回は下巻です!

※この記事には「DIVE」下巻のネタバレ内容がガッツリ記載されています。マンガやアニメを見るよ!という方は閲覧にご注意ください。

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DIVE下巻ネタバレ!

三部 SSスペシャル’99

五輪代表選考委員会は今日、要一と寺本健一郎の2名をシドニー代表に選出した。なぜ日水連が今回に限って例年よりも早期に代表選出したのか?

それは来年、五輪の前に2つの大きな国際大会が開催されるからだ。1月にニュージーランドで開かれるFINAワールドカップ。

次に5月にフロリダで開かれるFINAワールドシリーズ。そこで代表選手の経験を積ませたいからだ。

要一はなぜ自分が突然選ばれたのか、よく分からず、そして大人に利用されているのではないかという懸念もあり、練習を1週間サボってしまう。

一応練習には復帰したがその後要一はスランプに陥ってしまう。

その間にも知来は四回半に挑戦し続けているし、飛沫はなぜかバレーに通ったりしているが、秘密のトレーニングを重ねている。

しかし要一自身は今何の成果もなかったのでただ自信をなくしていた。そして今のスランプは精神的なものが原因だった。

要一はオリンピック代表に選ばれたが、内心本当は納得していない。それで練習へ出ることに抵抗を感じたのだ。

しかしそれでも要一には日中親善試合が控えている。MDC存続のために抵抗もできないし、心と体がバラバラになってしまっている。

一方知季や飛沫は選考には選ばれなかったものの、自分の意思で自分の飛び込みをしている。それが要一には羨ましかった。

ある日、練習中に頭を知季が頭を強打し入院することになってしまった。それを聞いた要一は知季の元へお見舞いに行く。

そこには陵もおり、今バスケをやっていて意外に筋が良いと言われていること、正式に入部することを決めたことなどを要一に告げてくる。

近いうちにMDCにも退部届を出すらしい。陵が帰った後要一は、知季に四回半にチャレンジしている話を聞かされた。

それを聞いた要一は、知季のような才能のある後輩が限界まで練習している、というその情熱に触発されてしまう。

自分が1番じゃないと気が済まない、そんな持ち前の対抗心が復活し、要一は少し闘志を取り戻した。

その日の夜、要一は父敬介の元へ行き、日水連の前原会長に会わせてもらえないかと頼んでみた。日本水泳界全体を統べている前原会長に。

そして要一は前原会長と面会することになり、自分のオリンピックの内定を白紙に戻してほしいと頼んだ。

続けてもう一度試合で決め直してもらえないか?そう頼んだ。

オリンピック代表選考会をみんなで戦い合い、勝った者が代表権を手に入れる、そのような形にしてシドニーに行かせてもらえないだろうか?そう頼んだ。

もしそうしなければ日中親善試合は欠場するとまで要一は言ったが、仮に要一が試合に出なくとも、代わりの選手を決めるだけ、そう前原会長は答えた。

前原会長の目的はとにかくメダルだった。切実にメダルを干していた。飛び込みの競技人口はとても少ない。

だから盛り上げる為にも、メダルが取れるようなヒーローが必要なのだと前原会長は言う。地獄に落ちてでもメダルが欲しい、とまで言う前原会長。

そこまで言われるとさすがに要一は返す言葉を完全に失い敗北した。だが前原会長はその後、次は要一の話を聞かせてくれと言ってきた。

要一は自分がダイビングを始めた時の話や、自分にはオリンピックという夢があったから、青春を捨て躓いてやってこれたことを話した。

いつかは自分の道の先にはオリンピックがあると思っており、それに支えられてここまでやってきた。そして父親のことも超えたかった。

前原会長は要一の話を聞いた結果、要一が日中親善試合を欠場するなら、そこで600点以上の得点を出した選手にシドニーの代表権を与えると言った。

ただそこで600点以上の選手が出なかった場合、次の選考会で陽一が600点以上とって優勝することが出来れば要一を代表にするという条件を出した。

もしそれをやり遂げれば、要一のモチベーションも上がるのではないか?そう前原会長は言って要一の心に火を付けた。

そして日中親善試合は始まった。出場してる知季は、かなり高得点を叩き出し好調だった。

ここまま最後の種目をきっちりやりきれば、 600点にも届く演技を見せていた。そして最後の種目・・・。

知季は三回半を決めていれば逆転可能だったにもかかわらず、なんと四回半に挑戦してしまい失敗した。その結果、知季は600点に届かなかった。

知季は試合の後、来月の選考会では四回半を成功させてみせる!そう言い切った。

それを聞いた要一は、自分が阻止するからシドニーには行かせないと言って対抗心を燃やし始める。

要一は前逆宙返り二回半、名付けて「SSスペシャル’99(スーパーシュリンプスペシャル)」なる技を決めてシドニーへ行く、そう要一は宣言していた。

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四部 コンクリート・ドラゴン

選考会は明日に迫っていた。だがレイジが見知らぬ外国人と食事をしている夏陽子の姿を見かけたらしい。

少し英語が分かるレイジは近くで話を聞いていたらしく、その外国人が夏陽子をアメリカに来るよう誘っているような話しが聞こえてきたと知季たちに告げた。

飛び込みの環境もいいとか、そんなことを話しあった末、夏陽子は最後にはオーケーと答えていたらしい。あくまでレイジ曰くだが。

それを聞いた知季、要一、飛沫はとてもびっくりした。

そして選考会当日。この日にMDCの誰かがシドニーオリンピックの参加券を獲得しなければ、MDCは閉鎖へと追い込まれることになる。

選考会が始まりライバルたちが現れる。そして同じMDCの3人もここではライバル同士となる。選考会には仲直りした弟のヒロと未羽も見に来ていた。

知季、飛沫、キャメル山田、決勝戦はこの3人のデッドヒートを中心に回を重ねていた。最有力候補の要一はここまででなんと最下位だった。

それもそのはず、陽一は熱を出してしまったのだ。昨日の夜、明日本番だというのにプールで練習してしまったらしい。

夏陽子は無謀なことをした要一を叱ったが、要一はレイジから聞いた夏陽子のアメリカ行きの話を持ち出した。

その場に知季たちもやってきて、まだ夏陽子からたくさん飛び込みを習いたい!そう訴えかけはじめた。

しかし夏陽子は1度もアメリカに行くなんて言っていない。実はアメリカに行く話と言うのは、飛沫の将来について話していたことだった。

アメリカのフロリダにスポーツ障害のエキスパートと言われ、フロリダで飛び込みを教えている有名なコーチがいるという。

筋トレによる肉体改善と化学治療を並立させた独自のプログラムで、これまで医者からサジを投げられた選手を何人も世界のトップに蘇らせてきた達人らしい。

話を知らなかった飛沫はただ驚いている。しかし費用はかかる。そして半年はフロリダに滞在する必要があった。

そこで夏陽子は前原会長に、未来のメダリストを育てるための先行投資をしてくれないかと頼んだ。

そしたら条件を満たせば飛沫を日本初の飛び込み留学生にしてもいい、そう前原会長は答えたのだという。

その条件とは、この選考会を制し、シドニーに行かないとならない、という内容だった。

それを聞いた飛沫は、心に何か熱いものがたぎった。この試合で優勝しフロリダに行く、飛沫に強い決意が生まれた。

試合は続き、3人はそれぞれ自分の目標に向かって全力を出していく。熱を出し不調の要一も本調子ではないが何とか演技は続けていた。

要一の父敬介も今日だけは、要一という自分の息子を応援することにした。なぜなら知季のことはヒロや未羽が会場で応援している。

飛沫には恭子と言う彼女が応援しに来ている。だから今日だけはコーチと言う立場を捨て、息子を応援してもいいんじゃないか?

そう敬介は知季にアドバイスされたからだ。そして勝負の行方が決定する演技10本目。

今のところ、熱を出しながらも要一は食らいつき、3位という位置まで登りつめていた。

現在1位は飛沫。2位はキャメル山田。そして4位は知季だった。現時点で600点への望みがあるのはこの4人。

要一は最後の10本目。完璧な二回半蝦型を見せつけ観客の目を釘付けにした。点数は600.09点。

要一は高得点を叩き出し、観客を沸かしていた。

次は飛沫の10本目。今のところ飛沫が1位だが、満点でも出さない限り今高得点を叩き出した要一には届かない。

ホイッスルの音とともに飛沫は最後の種目を演じた。飛んだ。力強く美しく完璧なスプラッシュ。

スワンダイブをやり遂げた飛沫は、手応えと達成感を感じていた。階段で出番を控えていた知季も、飛沫のダイブを見て全身を粟立てていた。

観客も熱狂し、あの前原会長までもが興奮の面持ちで激しく両手を打ち鳴らしている。回転も捻りもないただ前に飛ぶだけのダイブ。

それなのに飛沫のダイブは激しく美しかった。ジャッジは今の飛沫の演技に全員10点をつけた。なんと満点。

飛沫が獲得した総合得点は600.09点だった。陽一と全くの同点。

それを見ていた知季は、要一や飛沫と同じような素晴らしいダイブなんて自分にできるわけがない、そう思って自信をなくしていた。

こんな状態で四回半なんてできるわけがない、そう思ってしまっていた。しかしそんな時、いつかの夏陽子の声を思い出した。

「頂点を目指しなさい。そこにはあなたにしか見ることのできない風景があるわ」、知季は夏陽子にそう言われたことがあった。

そして夏陽子は以前から、知季には「ダイヤモンドの瞳」と呼べる程の動体視力があると言っていた。

その瞬間自分を励ましてくれた沢山の人たちの言葉が思い浮かんだ。そして今までの練習を思い出し、知季は10本目を軽やかに飛んだ。

知季は本番でなんと四回半のジャンプを成功させたのだ。

結果、飛沫のフロリダ行きは叶った。実は600点を出せば金は出す、そう前原会長は言っていたらしい。

夏陽子は優勝したらフロリダに行ける、そう飛沫に嘘をついていたのだ。しかしそのおかげで飛沫は選考会で全力を出すことができたのだ。

飛沫はその後半年間フロリダで生活することになった。

一方要一は、以前からのライバル、山田とシンクロ飛び込みでシドニーを目指すことになった。

前原会長はこのコンビでシンクロ飛び込みをすればメダルを取れる可能性が高いと思ったらしい。そして2人の専属コーチは夏陽子に決まった。

一方知季も選考会での演技が認められ、シドニー代表となった。

FINAのワールドカップに参戦する日本水泳陣を乗せた旅客機に乗り、知季はニュージーランドに到着していた。

今回のワールドカップも夏のシドニーも、自分がメダル争いとはほぼ遠いところにいる事は知季自身重々理解していた。

それでも全力を持って挑めば、ボロボロに負けてどんなに落ち込んでも、きっと自分は強くなる。

4年後あるいは8年後のオリンピックで要一や飛沫と競り合うためのパワーを手に入れたい、そんなことを考えながら将来を見据えて動いていた。

そして知季はニュージーランドでこれからワールドカップに挑む。

というわけでここまでが「DIVE」下巻のネタバレ内容でした。

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