「将国のアルタイル」コミックス4巻の内容ネタバレです。

3巻では、トルキエ将国にとって帝国に占領されると今後の戦争において不利になるであろう都「ポイニキア」が帝国の手に渡ってしまいました。

マフムートは敗戦したポイニキアから耳役のキュロスを連れて逃げ出したが、ヴェネディック艦隊総船団長ブレガに海で見つかってしまう事態に。

ブレガは敵なのか?それでは今回も将国のアルタイルの内容を紹介していきたいと思います。

※この記事には「将国のアルタイル」3巻のネタバレ内容がガッツリ記載されています。マンガやアニメを見るよ!という方は閲覧にご注意ください。

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将国のアルタイル4巻ネタバレ!

ポイニキアと帝国の戦争は終わり、マフムートと耳役のキュロスは船でポイニキアを脱出することにした。

しかし移動の最中、ヴェネディック艦隊船団長シルヴェストロ・ブレガに見つかってしまう。

どうしてポイニキアに援軍を送らなかったのか、マフムートはブレガに尋ねるが、ブレガは援軍に来たから今ここにいるのだと答えた。

そして最速で駆けつけたともブレガは言っている。しかしそんなわけがなかった。既に戦争が終わった後到着することなんてありえない。

そんな話をしながらもマフムートが戦争で巻き込まれ負った傷は深かった。マフムートはその場で気絶してしまう。

しかしブレガはマフムートを船にある個室で休ませ休息を取らせてくれた。そのおかげでマフムートの傷は順調に治っている。

マフムートとキュロスはヴェネディックの戦艦に乗って、央海一の商業国家「海の都(ヴェネディック)共和国」に到着した。

軍事、経済ともに央海第一と目される干潟の上に造られた人工島の都市国家だ。

マフムートは都に到着し、ヴェネディック元首のアントニオ・ルチオと対面する。

マフムートはポイニキアとヴェネディックの同盟とは一体どのようなものなのか、ルチオに単刀直入に厳しく尋ねた。

ルチオは答えた。ポイニキアはヴェネディックが建国された300年前から親しい関係にある国だという。

両者の関係は年を追うごとに深くなっていき、200年前には二国間同盟を結ぶまでになった。

ポイニキアは平和な時には、ヴェネディックの商業活動を支援し、商人の安全を保障させるという役目を果たしている。

対するヴェネディックは、戦時下でポイニキアから要請があった場合は速やかに艦隊を編成し、出動させるという約束があるのだという。

しかしヴェネディックは艦隊をよこさなかった。そしてルチオは言う。同盟の条文には援軍を「必ずしも到着させる」とは書かれていないと。

条文の隙間をついたルチオの言い訳、それを聞いたキュロスは怒った。だがルチオは続けて、寝返って帝国と通商条約を結ぶことも可能だと言い切った。

コンスタンティノスはヴェネディックを盟友と認識し最後まで信じていた。だが国家間においてそういった考えが甘いということはマフムートも痛感している。

帝国のような理不尽な国と手を組んででも、国家の平和、利益を優先するルチオの考えは正しいと言える。

帝国がヴェネディックに攻撃を仕掛けてくれば対抗はするが、帝国が何もしてこないなら条約を結べばいい、それがルチオの判断だった。

帝国に抵抗する為の策を考えているマフムートが、まるで好戦的な人間のように感じられるとルチオは言った。

マフムートは全く理解できないわけでもなく、とりあえずキュロスと一緒に引き下がることにした。

そしてヴェネディックの真意をはっきりと見極める為に、都を調べてみることにした。

都を歩いているとブレガ商会所属、私兵部隊の長を務めているアビリガが現れ、マフムートは都を案内してもらうことになった。

アビリガが言うにはこの都には耳役はいないのだという。そしてアビリガは5年前に起きた出来事について話し始めた。

アビリガたちは5年前、ポイニキア方面での海賊退治の最中で、船の上で大勢の海賊を相手に一人で戦っていたスレイマンを見つけたのだとか。

そこでアビリガはスレイマンと出会い話をすることになる。アビリガは10年前にサロスから逃亡し、ヴェネディックの私兵隊長をしていることを語った。

スレイマンはその話を聞き、今以上の給料をはずむので、密偵の仲間にならないかとアビリガを誘ってみた。

しかしヴェネディックの船長たちは、都の決まりで、皆航行中に得た全ての情報を報告する義務を負っている。

スレイマンが作ろうとしている密偵網を、既にヴェネディックは国家規模で持っているという話だった。

ヴェネディックは流れ者が集まる都。自分たちに生きる場所をくれたヴェネディックを、どこか他の国の為に裏切ろうなんて人間は一人もいない。

相手国とどう付き合えば自国の利益に繋がるのか、ルチオもただそれだけを考えている、そうアビリガは言う。

アビリガは自分の身の上話も始めた。13歳の時に親に奴隷商人の元へ売られたこと。ブレガと出会った時にいきなり斬りつけたこと。

それなのにアビリガの強さを見込んだブレガは、自分のことを大金を出して買い取っとくれたのだという。

そんな話しをしている中、コロンナ商会の船団が大しけで積荷を全部流されたという報告が入る。

更にアビリガの元に借金取りが現れ、借金の返済を取り立ててくる。アビリガはコロンナ商会に投資をしていたため、積み荷が流されたというのは相当な痛手。

コロンナへの投資で借金を返すつもりだったが、計算外の出来事が起こってしまった。そこにブレガも現れた。

特定の商会に雇用されている者が、他の商会へ投資することは禁じられているので、なぜこんなことをしたのかブレガは尋ねてくる。

いかなる理由があっても違反者は国外追放となる。しかしアビリガは投資した本当の理由をブレガには明かさなかった。

アビリガがその後荷物をまとめている時に、「本当はブレガにお金を返す為に投資をしていたのでしょう?」とマフムートは尋ねてみた。

本当のことを言えばいいのに、とマフムートは言うが、それを言ったらブレガは自分のことを助けてしまう、そうアビリガは答えた。

私情を挟んで犯罪者であるアビリガのことをブレガが助けてしまえば、ブレガは市民からの信頼を失ってしまう、そうアビリガは答えた。

そこでマフムートはヴェネディックの人々の生き方を理解した。冷酷な合理主義者の集まりだと思っていたが、それぞれ大事なものを守っているのだ。

話が終わった後マフムートは都を歩いていたが、借金取りが影で話していた会話を聞いてしまう。

彼らはブレガが内蔵の病で後三ヶ月の命だとアビリガに吹き込み、それを聞いたアビリガはブレガにお金を渡すために投資に手を出したらしい。

マフムートはすぐに借金取りに詰め寄るが、ヴェネディックの法は侵していないと借金取りは強気な様子。

しかし不憫なアビリガを放っておけないマフムートは、カジノで荒稼ぎしアビリガの肩代わりをしようと動き出す。

だがこの一連の事件は全てブレガ、借金取り、アビリガが手を組み、仕組んだものだった。

ブレガはヴェネディックとトルキエを繋ぐパイプ役として、アビリガを預けるに値する人物かどうかマフムートを試していたのだ。

近い将来トルキエ将国と友好関係を結ぶこともあり得る、そうブレガ、ヴェネディックは判断していたらしい。

そうとは知らずマフムートは金を稼ぎ、アビリガを助ける為にブレガや借金取りを呼び出し、お金をドンと置いた。

これでアビリガを自由にしてあげてくれと。それを見たブレガはマフムートの器の大きさを知り、お金と引き換えにアビリガをマフムートに売った。

そしてこの日から、アビリガはマフムートの従者として働くことになった。ルチオもマフムートの器を認めたようで評価している。

キュロスはアビリガが一緒だとこちらの情報がヴェネディックに筒抜けになってしまう、大丈夫だろうか?と心配していた。

しかしそのリスクを買ってでも、いつかこの先必ずヴェネディックの力が必要になってくる日がやってくる、そうマフムートは信じていた。

そしてマフムート、キュロス、アビリガは海を離れ大陸へ戻っていった。

ここまでが「将国のアルタイル」4巻の内容ネタバレでした。

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4巻:この記事